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虫よけは蚊に効かない?刺される理由や虫よけの選び方を紹介

暑い季節の悩みの種の一つが蚊です。

蚊の対策と聞けば真っ先に思い浮かぶのが虫よけグッズです。しかし、虫よけグッズを使ったのにも関わらず、蚊に刺されてしまったという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

これは蚊に対応できない虫よけを使用していた可能性がありますが、蚊に刺されやすい特徴を持っていた可能性もあります。

適切に蚊対策をするためには、蚊に刺される原理や対策を知っておくことが大切です。

この記事では、蚊が人を刺す理由や刺されないための対策、虫よけの選び方などについて詳しく解説します。

そもそも蚊はなぜ人を刺す?

虫除け 効かない

そもそも蚊はなぜ人に近づき、人を刺すのでしょうか。ここでは、蚊を惹き付ける要素を紹介します。

体温

蚊には約2,000本の産毛が生えており、それをセンサーとして使用することで温度を察知します。

体温が高いほど蚊に目をつけられやすく、妊婦の方や赤ちゃんが蚊に刺されやすいのはこのためです。

また、飲酒をした際に蚊に刺されやすくなるのも同じ理由であり、体温の上昇から蚊のセンサーに引っかかりやすくなります。

匂い

蚊は体温と同様に、産毛のセンサーで匂いを察知することも可能です。

汗の匂いを好む傾向にあり、汗の匂いの基となる乳酸や脂肪酸を敏感に感じ取ることができます。

二酸化炭素

蚊は炭酸ガスを察知する能力を有しており、大気中のガスがわずかに変わっただけでも感じ取れるといわれています。

人間が吐き出す二酸化炭素は蚊にとって一種の目印であり、それを目がけて集まってくる習性があります。

二酸化炭素を多く吐き出している人は蚊に狙われやすくなるため、注意が必要です。

衣類の色

蚊は人の目のように色を識別することは出来ませんが、光の波長で色を見分けることはできます。

特に黒色や濃い色は蚊にとって識別しやすいといわれており、好んで近づいてくる傾向にあります。

蚊に刺されやすい人とは?

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前項の蚊に刺される要因をまとめると、「体温が高い」「汗をかきやすい」「濃い色の服を着ている」人は蚊に刺されやすいといえます。

世間では血液型、特にO型が蚊に刺されやすいという話をよく耳にしますが、実際にはそこまで大きな差はないといわれています。

上記の要素がなくても刺されやすい人や何をしても刺されない人などもいるため、一概に特定の要素があるからといって刺されやすいとは限りません。

【屋外】蚊に刺されないための対策

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ここでは、屋外でできる蚊に刺されないための対策を3つ紹介します。

服装に気を付ける

外出する際は、白やベージュ、黄色などの淡い色の服を着ると蚊に刺されにくくなる可能性があります。

前述したように、蚊は黒色や濃い色に惹き付けられる習性があるため、外出する際の服の色には注意が必要です。

夏の暑い季節は半袖を着る機会が多いですが、半袖では蚊に直接刺されてしまう可能性が高まるため、長袖を着るようにしましょう。

また、肌にピッタリ密着するタイプの服は、服の上から蚊に刺されることもあるため、なるべくゆったりとしたシルエットの服を選ぶことをおすすめします。

蚊が多い場所は避ける

蚊に刺されないためには、蚊が多い場所を避けることがポイントです。

蚊は公園の草むらや竹藪、雑木林などに生息しており、日中は木陰などに潜んでいます。太陽が沈むころに活動が活発化する傾向にあるため、夕方以降は注意が必要です。

汗はこまめに拭く

蚊は汗の匂いを好む習性があるため、外出時は汗をタオルや汗拭きシートなどでこまめに拭いて対策しましょう。

汗をかきやすい方は、制汗スプレーやデオドラントシート、着替えなどを持って外出すれば、万が一汗をかいた場合でも安心です。

【室内】蚊に刺されないための対策

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室内で蚊に刺されないようにするためには、ドアや窓を開けっぱなしにしないことが大切です。

日本に生息する蚊の多くは成虫で4mm〜5mm程度の大きさであり、わずかな隙間からでも室内に侵入できます。

ドアや窓を開けっぱなしにしていると簡単に侵入されてしまうため、空気の入れ替えを行う際は注意が必要です。

網戸で蚊対策はできますが、網目に破れがある場合はそこから侵入されてしまうため、破損部分がないか入念に確認しておきましょう。

虫よけが蚊に効かないといわれる理由

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虫よけを使用したにもかかわらず、蚊に刺されてしまうケースがあります。

これは蚊に刺されやすい要素を持っていたことが要因であると考えられますが、そもそも蚊に効果がない虫よけを使用していた可能性も否めません。

虫よけのなかには、蚊に有効な虫よけ成分が含まれていないものもあります。

蚊対策に有効な成分として、「ディート」が代表的です。虫よけを購入する際は、ディートが含まれたものを選ぶと良いでしょう。

蚊に有効な虫よけ成分

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蚊に有効な虫よけ成分の代表として「ディート」があります。

ディートは日本ではじめて承認された虫よけ成分であり、世界的にも広く使用されている成分です。

虫よけ効果の持続時間が長いことが特徴であり、蚊やアブ、マダニやノミなど幅広い害虫に効果があります。

ちょっとしたおでかけから本格的なアウトドアシーンまで使うことが可能であり、現在販売されている虫よけ商品の多くにディートが含まれています。

また、ディートは6ヶ月の子供から使用できるため、お子さんと出かけたり外で遊んだりする際におすすめです。

虫よけの選び方

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ここでは、虫よけの選び方を紹介します。

使用場所で選ぶ

虫よけには、肌に直接塗るものや衣類に吹きかけるもの、網戸に使うものなどがあり、使用場所によって分けられています。

肌が弱い方であれば、衣類に使用できるものが最適ですが、ものによっては衣類を変色させたり劣化させたりするものもあるため、商品の裏に書いてある使用上の注意は必ず読むようにしましょう。

また、複数の場所に使用できる虫よけもありますが、使用範囲が広い分、効果が弱い場合もあり、期待するような効果が得られない可能性もあるため、注意が必要です。

虫よけを選ぶ際は、使用場所に応じて専用のものを購入することをおすすめします。

匂いで選ぶ

人によっては虫よけ特有の匂いが苦手な場合もあります。

特にディートは、化学成分の独特な匂いがあるため、強い匂いが苦手という方は使いづらいと感じるかもしれません。

匂いを気にする方であれば、天然ハーブの成分が入っているものや香り付きのものがおすすめです。

ただし、香り付きの虫よけは食事の邪魔になったり人混みで迷惑に思われたりする可能性もあるため、出先によっては無香料のものが良い場合もあります。

蚊の対策をするなら『ライオンケミカル』がおすすめ!

ここでは、『ライオンケミカル』の蚊に効果的なおすすめ虫よけ商品を紹介します。

虫よけスプレー

虫よけスプレー

虫よけスプレー』は、パウダーインでサラサラ、無香料で肌に優しい虫よけスプレーです。天然のユーカリエキスを配合しており、心地よく肌を守ってくれます。

蚊に有効なディートを含んでいるため、キャンプや魚釣りなどのアウトドアシーンや屋外作業にピッタリです。

低刺激の虫よけであるため、生後6ヶ月の乳児から使用できます。

虫よけティッシュ

虫よけティッシュ

虫よけティッシュ』は、薬剤の吸い込みが気にならない、無香料の虫よけティッシュです。

パウダーインで肌をサラサラの状態で保ち、アロエエキス配合も配合されているため、爽やかに肌を優しく守ります。

シート状だからムラなく塗ることが可能であり、ディートを配合しているため、効果も長持ちです。

薬剤が飛び散る心配もないため、人混みのなかでも安心して使用できます。

ライオンケミカルでは他にも、蚊取り線香や殺虫剤など、さまざまなニーズに合った商品を多数用意しています。

以下から商品ラインナップがご確認いただけますので、ぜひご覧ください。

家庭用殺虫剤・忌避剤

まとめ

虫よけ商品のなかには蚊に対して有効な成分が入っていないケースもあるため、選ぶ際は注意が必要です。

また、蚊は特定の要素を持った人に近づきやすい習性があるため、汗や服の色などには気を付けましょう。

蚊に有効な虫よけ成分を含んだ商品と、自身でできる対策を講じておけば、蚊に刺されるリスクも減るはずです。

ライオンケミカル』では、幅広いシーンで利用できる虫よけ商品を豊富に取り揃えています。

蚊に有効なディートを含んだ商品はもちろん、肌に優しいハーブやミントなどの天然由来成分配合の商品も用意しているため、肌が弱い方や子供がいる家庭でも安心して利用できます。

虫よけの他に、蚊取り線香や殺虫剤など、日常的な虫対策に便利な商品をラインナップしているため、気になった方はぜひチェックしてみてください。

※各画像はイメージです。

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