虫が家のなかに侵入すると誰も良い気はしません。

日頃からしっかり掃除をしている、または虫対策をしているにも関わらず、虫が家の中に入ってくると悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

虫を家に侵入させないためには、侵入する原因と対策を把握しておくことが大切です。

この記事では、虫が家に侵入する原因や種類、効果的な対策方法や虫よけにおすすめの商品について詳しく解説します。

虫が家に侵入する原因

しっかり対策しているつもりでも、気づいたら虫が家のなかに侵入していることがあります。

ちょっとした油断や見落としで虫の侵入を許してしまうことがあるため、侵入する原因を知っておくことが大切です。

ここでは、虫が家に侵入する代表的な原因を紹介します。

玄関に隙間がある

虫は種類を問わず、わずかな隙間から家のなかに侵入できます。玄関ドアの上下左右に隙間がある場合は、そこから虫が侵入している可能性が高いです。

特に玄関ドアの下にあるパッキンは使用しているうちに劣化していくため、虫の侵入が突然増えたと感じる場合は、確認することをおすすめします。

また、虫は玄関から漏れる光に引き寄せられる傾向にあるため、ドアの開けっぱなしは厳禁です。

窓に隙間がある

玄関と同様に、窓の隙間からも虫は容易に侵入できます。

しっかり閉めているつもりでも、鍵をかけなければ小さな隙間ができてしまいます。虫はこのわずかな隙間から入ってきている可能性が高いです。

また、換気のために網戸の状態で窓を半分だけ開けたりすることがありますが、中途半端に開けると窓と窓の間に隙間ができ、そこから侵入してくることが多々あります。

家の中で虫が発生している

家の中で見かける虫は、外部から侵入した虫ではなく、家のなかで発生している虫である可能性もあります。

特にコバエは生ごみに卵を生みつける習性があり、その卵が孵化して家の中で虫が発生するというケースも少なくありません。

掃除を怠ったりゴミを数日間そのままにしたりしている場合は、コバエやその他の虫が発生する可能性が高まってしまうため、注意が必要です。

帰宅時に虫が服についていた

玄関や窓ではなく、帰宅時に虫が服についていて、一緒に家のなかに入ってしまうケースも少なくありません。

虫が発生しやすい時期や季節は、服やカバン、髪の毛などに虫がついていることがよくあります。

注意せずに帰宅してしまうと、虫の侵入を簡単に許してしまうため、玄関前でしっかり服やカバンを払ってから入ると良いでしょう。

家に侵入してくる主な虫

家には小さい虫から大きい虫まで、あらゆる種類の虫が侵入してくる可能性があります。

ここでは、家に侵入してくる虫のなかでも、日常生活のなかで見る機会が多い虫に焦点を当てて紹介します。

蚊

蚊は、夏を代表する害虫といっても過言ではありません。

夜電気を消した後に、耳元で蚊の羽音が聞こえて眠れないという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

近年では、冬の時期でも暖かい日が続くケースも増えており、時期外れの蚊を見かけることも増えてきました。

蚊は成虫でも数ミリ程度の大きさしかないため、玄関や窓などの小さな隙間からでも簡単に家のなかに侵入できます。

また、蚊は水が溜まっている場所に卵を生みつける習性があり、家の周辺にある水溜まりを放置すると、蚊の幼虫であるボウフラが大量発生します。

コバエ

コバエは生ごみや空き缶などの不衛生な場所を好む虫であり、食べ物が腐りやすい夏の時期に発生しやすいです。

侵入経路は蚊と同様であり、玄関や窓、網戸などのわずかな隙間から家のなかに侵入できます。

コバエは高温多湿な場所で繁殖すると言われており、特に梅雨の時期はコバエが繁殖するのにピッタリです。

コバエといいますが、実はそのような名称があるわけではありません。正式にはショウジョウバエやノミバエ、キノコバエなどであり、それらを総称する言葉としてコバエが一般的に使用されています。

ゴキブリ

害虫の代表格と名高いゴキブリは、カサカサという音を聞いただけでも身構えてしまう方が多いのではないでしょうか。

玄関や窓に限らず、ゴキブリは換気扇や通気口、室外機についているドレンホースなど、さまざまな場所から侵入してくることが可能です。

ゴキブリは生ごみをはじめ、あらゆるものを食べるため、掃除を怠ったり食べ物を放置したりしている場合はゴキブリを惹き付ける可能性が高まります。

また、食中毒の原因でもある雑菌を運ぶことでも知られているため、侵入させないための対策が必要です。

クモ

クモは、ゴキブリやコバエなどの害虫を食べる「益虫」として知られていますが、そのビジュアルから害虫と思う方も少なくありません。

家のなかで見るクモは基本的に1年中活動しているものが多く、ゴキブリやコバエなどの「エサ」がいる場所に侵入します。

クモが家のなかにいるということは、エサとなる虫も家のなかにいるというサインでもあるため、早急に対策を講じることをおすすめします。

家に侵入するクモには基本的に毒はなく、刺激しない限りは噛まれることはありませんが、近年では毒グモが家のなかで確認されたケースも見受けられるため注意が必要です。

虫を侵入させないための効果的な対策

害虫や益虫にかかわらず、家にはあらゆるタイプの虫がさまざまな経路から侵入します。

虫は隙間に沿って歩く習性があり、その隙間から漏れる光や温度、エサの匂いなどに引き寄せらて家の中に侵入します。

虫には外からエサの匂いを察知するほどの力はないといわれていますが、一度エサを見つければその場所に定着する習性があるため、侵入を未然に防ぐ対策を講じることが重要です。

ここでは、虫を侵入させないための効果的な対策を紹介します。

家のなかを清潔に保つ

虫を侵入させないための対策として最も重要なのが、家のなかを清潔に保つことです。

虫を惹きつけ、定着させる原因の1つであるエサ。虫が特に好む匂いは主に以下の通りです。

• 生ごみ
• ほこり・フケ・アカ
• 髪の毛
• お酒の残り
• 常温保存の野菜・果物
• 食べカス
• 石鹸
• 水気

定期的な掃除はもちろん、ゴミは可能な限り早く処分するようにしましょう。

やむを得ずゴミを保管しておく必要がある場合は、ゴミ袋を二重にして匂いが外に漏れないようにすると虫の侵入を抑えられます。

こまめに換気する

家のなかに侵入する虫の多くは湿度が高い場所を好みます。

日常的に湿度が高い家に虫が侵入するとそのまま住みついて繁殖するリスクがあるため、日頃から除湿を意識して定期的に換気することが大切です。

ダンボール・紙袋はすぐに捨てる

ダンボールや紙袋は使い回しができるため、ため込んでいるという方も少なくありません。

しかし、ダンボールや紙袋は虫の温床になる可能性があるため、可能な限り早く処分することをおすすめします。

隙間がたくさんあるダンボールは、隙間に目が届かないことに加え、比較的暖かい特徴があり、虫にとって快適な環境であり、そのものが虫のエサにもなります。

幼虫や卵が産みつけられる可能性が高く、気付かずに放置してしまうといずれ虫が大量発生する恐れがあります。

ダンボールや紙袋は必要以上にため込まず、使う予定がないものはすぐに処分することが大切です。

隙間を埋める

前述したように、虫は玄関ドアや窓などの隙間から侵入してくるケースが多いです。

サッシやパッキンなどに劣化が見られる場合は、そこにできたわずかな隙間から虫が侵入してくる可能性があるため、発見次第埋めるようにしましょう。

最近では、ホームセンターに虫よけを目的とした隙間テープや補修テープも販売されているため、ドアや窓の形状や状態に合わせて柔軟に選べるようになっています。

夜に洗濯物を干さない

育児や仕事などの都合で、夜、外に洗濯物を干す家庭も少なくありません。

しかし、夜に洗濯物を干してしまうと、夜行性の虫に卵を産みつけられたり、虫そのものがくっついたりする可能性があるため、可能な限り避けることをおすすめします。

また、夜は室内の光が目立つことから虫を惹きつけやすい時間帯でもあります。夜に洗濯物の出し入れをするとそのタイミングで虫に侵入されるリスクもあるため、注意が必要です。

虫よけ商品を使う

虫の侵入を防止するためには日頃の対策が重要ですが、やはり虫よけ商品が効果的です。

最近では各害虫に特化した虫よけ商品が発売されており、ピンポイントで嫌な虫を対策できます。

また、室内に置けるものや屋外に置けるものなど、用途や設置場所に応じて商品バリエーションも展開されているため、ニーズに合った虫対策が可能です。

虫よけをお探しなら『ライオンケミカル』の商品がおすすめ！

ここでは、『ライオンケミカル』のおすすめ虫よけ商品を紹介します。

ピレキラ 虫よけパウダー

『ピレキラ 虫よけパウダー』は、家のまわりにまくだけで、嫌な害虫が家屋内に浸入するのを防止できる虫よけです。

ピレスロイド系の殺虫成分を含んでおり、即効性があることが特徴です。（害虫によっては数時間かかる場合があります）

Wトラップ カメムシにも！イヤな虫よけ あみ戸・ガラス用

『Wトラップ カメムシにも！イヤな虫よけ あみ戸・ガラス用』は、2024年春の新商品。スプレーするだけで虫よけ+駆除効果が得られる虫よけです。

あみ戸や窓ガラス、すだれやよしずなど、嫌な虫が寄ってくる場所に使用することが可能であり、あみ戸に使用した場合はあみ戸が汚れにくくなります。

ワイド噴射で広く処理できるため、少ないスプレー回数で気になる場所を虫から守ることができます。

虫よけビーズ

『虫よけビーズ』は、置くだけで簡単に嫌な虫を対策できる虫よけです。

ハーブ（レモンユーカリ）由来の成分を使用しており、殺虫成分は含んでいないため、子供やペットがいる家庭でも安心して使用できます。

ほのかな香りで+植物生まれの消臭成分配合で空間を快適に保ちます。

ライオンケミカルでは他にも、コバエとりや殺虫剤など、さまざまな害虫に対応した商品を多数ご用意しています。

以下から商品ラインナップがご確認いただけますので、ぜひご覧ください。

⇒家庭用殺虫剤・忌避剤

まとめ

いくら対策をしているつもりでも、ちょっとした油断や見落としから虫の侵入を許してしまうことがあります。

虫の侵入を可能な限り防ぐためには、日頃から注意して家の状況を見て対策することが重要です。

自分でできることには限界があるため、もし自分の手に負えないと感じた場合は、虫よけ商品に頼ってください。

『ライオンケミカル』では、あらゆるシーンやニーズに応えられる虫よけ商品を多数ラインナップしています。

家の中で使えるものはもちろん、家の外や外出先で使えるものなど、さまざまな用途に合った商品を取り揃えているため、柔軟に選ぶことが可能です。

虫よけの他にもコバエとりや蚊取り線香などもご用意しています。気になった方はぜひチェックしてみてください。

※各画像はイメージです。