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虫よけ成分とは?効果的な使い方や選び方を紹介

虫が多い季節の必須アイテム、虫よけ。

現在は多種多様な虫よけが各社から販売されていますが、成分に違いがあることはご存知でしょうか。

成分によって対応できる虫が異なり、ものによっては使用できる年齢や回数が制限されていることもあります。

自分や家族に合った虫よけを選ぶためには、虫よけ成分について知っておくことが大切です。

この記事では、虫よけ成分の種類や虫よけのタイプ、効果的な使い方や選び方について詳しく解説します。

虫よけ成分の種類

虫除け成分

代表的な虫よけ成分として、「ディート」があります。

ディートは、現在市販されている虫よけ剤の多くに採用されており、1回の使用で長時間虫を寄せつけません。

ここでは、ディートの特徴について解説します。

ディート

ディートは1946年頃にアメリカ軍によって開発され、日本ではじめて承認された虫よけ成分です。

1回の使用で長時間効果が持続することや対象となる虫の範囲が広いことが特徴であり、日本では50年以上も使用されています。

ディートの対象となる虫は以下の通りです。

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ
  • イエダニ
  • ノミ
  • トコジラミ(ナンキンムシ)
  • ヤマビル
  • サシバエ など

蚊やアブなどの吸血害虫は、人間が発する温度や湿度、匂いや炭酸ガスなどを感知して近づいてきます。ディートは吸血害虫の感知能力を攪乱させる効果があり、吸血行動を阻止することが可能です。

ディートは、普段のおでかけからキャンプ・山登りなどのアウトドアまで、幅広いシーンで使用できることがメリットですが、効果が強いことから日本では使用者の年齢制限が設けられています。

濃度が10%以下のものは生後6ヶ月から、濃度が30%のものは12歳からと制限されており、生後6ヶ月未満の子供については使用不可となっています。

ディートが含まれた虫よけ剤の使用回数制限は以下の通りです。

  • 生後6ヶ月未満:使用不可
  • 生後6ヶ月以上2歳未満:1日1回
  • 2歳以上12歳未満:1日1~3回
  • 12歳以上:回数制限なし

ディートは1回の使用で長時間効果が持続するため、過剰に使用する必要はありません。使用方法や使用上の注意をしっかり守ることで、子供でも安全に使用できます。

虫よけのタイプ

虫除け成分

ここでは、虫よけのタイプを5つ紹介します。

ミスタイプ

ミストタイプは、薬剤がふんわりと噴射される虫よけです。

1回の噴射量が比較的少ないため、首や腕、足首などにピンポイントで使用したい場合に向いています。

ミストタイプは小型のため持ち運びやすく、効果が薄れたと感じたタイミングで再度使用できるため、日常使いに便利です。

ただし、ミストタイプの噴射範囲は狭いため、肌の露出部分が多い場合は複数回吹きかける必要があります。

スプレータイプ(エアゾール)

スプレータイプ(エアゾール)は、薬剤が勢いよく噴射されることが特徴であり、肌の露出部分が多い場合に便利です。

ミストタイプとは異なり、短時間で広範囲に噴射できますが、肌以外にも空気中に広くまかれてしまうため、必ずしも効率的というわけではありません。

拡散した薬剤は目に入ったり吸い込んでしまったりするリスクがあるため、室内で使用する場合は注意が必要です。

ジェルタイプ

ジェルタイプは、手に取ってから伸ばして使用する虫よけです。

ミストタイプやスプレータイプとは異なり、空気中に拡散することがないため、室内でも安心して使用できます。

ジェルタイプであれば必要な箇所に無駄なく塗れるため、塗り残しが発生しやすい腕の裏や足首などの虫よけに向いています。

ただし、全身に塗る場合は時間がかかる、手が汚れるなどのデメリットがあるため注意が必要です。

シートタイプ

シートタイプは、虫よけ成分が染み込んだシートを使って肌に塗るタイプの虫よけです。

ウェットティッシュと使い方は同じであり、サイズも大きくないため、持ち運び用にピッタリです。

ただし、ジェルタイプと同様に全身に塗る場合は時間がかかるため、腕や足などピンポイントで塗りたい場合に向いています。

シールタイプ

シールタイプは、服やバッグなどに貼り付けて使用する虫よけです。

肌が弱い場合や肌の露出が少ない場合に便利であり、任意の場所に貼り付けて虫対策ができます。効果が薄いと感じた場合は個数を増やして調整できますが、剥がす時は少々手間に感じる可能性があります。

虫よけの効果的な使い方

虫除け成分

ここでは、虫よけの効果的な使い方を紹介します。

ムラなく塗る

虫よけを塗ったのにも関わらず、蚊に刺されたという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

虫よけは部分的に塗っても効果はありますが、蚊をはじめとした虫は塗りムラを狙って近づいてくる可能性があります。

虫を可能な限りシャットアウトするのであれば、虫よけをムラなく塗ることが大切です。

腕の裏や首の後ろは特に塗りムラができやすいため、虫よけの噴射後・塗布後は手でしっかり塗り広げるようにしましょう。

定期的に塗り直す

虫よけは成分の濃度によって効果の持続時間が異なるため、必要に応じて定期的に塗り直さなければなりません。

特に汗をかきやすい夏場であれば、汗とともに虫よけが流れ落ちてしまうため、虫よけの塗り直しは必須です。

虫よけの効果を切れ目なく持続させるのであれば、2〜3時間ごとに塗り直すことをおすすめします。

日焼け止めの後に塗る

陽射しや紫外線が強い時期であれば、日焼け止めと虫よけを併用する方も多いです。日焼け止めと併用する場合は、必ず虫よけを最後に塗るようにしましょう。

虫よけを先に塗ってしまうと、効果が薄まってしまう可能性があるため、注意が必要です。

虫よけの選び方

虫除け成分

ここでは、虫よけの選び方を紹介します。

虫よけ成分で選ぶ

虫よけを選ぶ際は、成分を確認したうえで購入することが重要です。

ディートは幅広い虫に対応できるうえに、効果時間も比較的長いため、日常生活からレジャーシーンまで幅広く使用できます。

しかし、ディートはその効果の強さから年齢による使用制限が設けられているため、小さな子供がいる家庭では使えない可能性があります。

生後6ヶ月未満の赤ちゃんがいる場合は、使用が許可されている虫よけを使用するか化学成分が含まれていない虫よけを使うようにしましょう。

使い方で選ぶ

虫よけにはミストタイプやスプレータイプなど、さまざまな種類があります。どのように使いたいかで最適な虫よけは変わるため、自身の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

例えば、時間をかけずに虫対策したい方であればスプレータイプ、必要な時に必要な箇所にだけ虫よけを塗りたい方であればミストタイプやシートタイプなど、使い方によって向いている虫よけが異なります。

普段の生活や虫よけが必要なシーンなどを考えながら選ぶと、自分にピッタリな虫よけが見つけられるはずです。

虫よけをお探しなら『ライオンケミカル』の商品がおすすめ!

ここでは、『ライオンケミカル』のおすすめ虫よけ商品を紹介します。

虫よけミスト

虫よけミスト

虫よけミスト』は、ディートを含んだ肌に優しいミストタイプの虫よけです。

天然のユーカリオイルが配合されており、虫よけ特有のべたつきが少ないため、噴射後の肌も爽やかな状態で保てます。

野山や草むらなどに生息するマダニにも効果があるため、キャンプや山登りなどのアウトドアが好きな方や外で遊ぶ子供などにおすすめです。

虫よけティッシュ

虫よけティッシュ

虫よけティッシュ』は、薬剤の吸い込みが気にならない無香料のシートタイプの虫よけです。

パウダーインのため、肌がべたつかずサラサラな状態を保てます。また、アロエエキスも配合されているため、爽やかに優しく肌を守ることが可能です。

蚊やブユ、ノミやイエダニなどに効果があり、薬剤も飛び散らないため、人混みのなかでも安心して使用できます。

Wトラップ ヤブ蚊ワンプッシュ 室内・屋外両用

Wトラップ ヤブ蚊ワンプッシュ 室内・屋外両用

Wトラップ ヤブ蚊ワンプッシュ 室内・屋外両用』は、屋内外で使える業界初の画期的な虫よけです。

屋内であれば、各部屋で1プッシュするだけで約12時間効果が持続します。1プッシュで必要量のみ噴射されるため、使い過ぎの防止にもなります。

屋外であれば、虫が潜んでいそうな場所(草むら、庭木周辺、土壌など)に噴射しておくと、虫よけ空間を作り出すことが可能です。

ライオンケミカルでは他にも、蚊取り線香や吊り下げタイプの虫よけなど、多種多様な虫よけアイテムを用意しています。以下から商品ラインナップがご確認いただけますので、ぜひご覧ください。

家庭用殺虫剤・忌避剤

まとめ

虫よけの代表的な成分であるディートは、現在売られている多くの虫よけ商品に採用されています。

対応できる虫の範囲が広いことはもちろん、1回の使用で長時間効果が持続する優秀な虫よけ成分です。

ライオンケミカル』では、あらゆるシーンで利用できる虫よけを多数ラインナップしています。

普段使いに便利なスプレータイプやミストタイプ、持ち運びに便利なシートタイプなど、ニーズに合わせて柔軟に選ぶことが可能です。

虫よけの他に、蚊取り線香や殺虫剤なども用意しているため、気になった方はぜひチェックしてみてください。

※『アブ』『ヤマビル』は弊社虫よけスプレー・ミスト・ティッシュの適応害虫には含まれておりません。

※各画像はイメージです。

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