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虫よけを吊るす場所はどこがいい?玄関での効果的な使い方を紹介

虫が多い季節になると、どの家庭でも課題となるのが虫よけです。

虫は玄関やベランダ、窓など、人の出入りや開閉機会が多い場所から家の中に侵入する傾向にあります。

室内に設置するタイプの虫よけも効果的ですが、虫の侵入を防止するためには、家の外に設置できる虫よけが必要です。

近年では、玄関やベランダなどに吊り下げて使う虫よけが主流になりつつありますが、吊るす場所を間違えると期待するような効果が得られない可能性があります。

この記事では、吊り下げタイプの虫よけの基本知識や玄関での吊るす場所、吊り下げタイプのおすすめ虫よけ商品について詳しく解説します。

吊り下げタイプの虫よけは実際に効果あるの?

虫除け 玄関 吊るす場所

多くの家庭の玄関やベランダなどに吊り下げタイプの虫よけが設置されています。

吊り下げタイプの虫よけは場所を取らないうえに、なんとなく安心感があることから設置している方も多いのではないでしょうか。

しかし、吊り下げタイプは殺虫剤のように効果がダイレクトに見えないことから、本当に効果があるのか分かりにくいと感じている方も少なくありません。

実際に吊り下げタイプの虫よけを設置したにも関わらず、帰宅する際や洗濯物を干す際、換気のために窓を開けた際に虫が侵入してしまっているケースもよく見受けられます。

吊り下げタイプの虫よけは害虫に対して効果が見込める商品ですが、正しい使い方をしなければ期待するような虫よけ効果が得られない商品でもあります。

吊り下げタイプの虫よけの仕組み

虫除け 玄関 吊るす場所

吊り下げタイプの虫よけが多くの家庭で使用されていますが、どのような仕組みで家を虫から守っているのか知らない方も多いのではないでしょうか。

薬剤を樹脂に練り込んだ吊り下げタイプの虫よけには、火や電気を使わずに常温で揮発する薬剤が使用されています。

網目状の樹脂に練り込まれた薬剤が風を受けて少しずつ拡散し、周囲に虫を寄せ付けないバリアを形成するというのが主な仕組みです。

吊り下げタイプの虫よけは雨で濡れても効果が変化しにくいことから、屋外でも問題なく使用でき、一定期間の虫よけ効果が期待できます。

また、虫よけ効果は風の強さや風向きによって左右される傾向にあるため、家から離れた場所に設置してしまうと、薬剤が空気中に広く拡散してしまいます。

薬剤の拡散距離が伸びれば伸びるほど、虫よけ効果が薄くなってしまうため、設置場所には注意が必要です。

吊り下げタイプの虫よけに使用されている成分

吊り下げタイプの虫よけの多くには、メトフルトリンやトランスフルトリンなどのピレスロイド系薬剤が使用されています。

ピレスロイドとは、除虫菊(シロバナムシヨケギク)の花に含まれる天然殺虫成分「ピレトリン」に似た化合物を意味します。

ピレスロイドの特徴は以下の通りです。

  • 嫌な虫を近づけさせない忌避効果がある
  • 動物の体内に入っても速やかに分解されて、短時間で体外に排出されるため、安全性が高い
  • 家具の後ろや物陰に隠れている虫を追い出せる

ピレスロイドは害虫の口や皮膚から体内に入り、神経に作用することで麻痺させる効果があります。

その一方で、哺乳類などの恒温動物の体内に入っても速やかに分解され、短時間で体外に排出されるため、人間やペットなどに影響を与える恐れは少ないです。

また、ピレスロイドは動物だけではなく、自然界においても空気や光、熱などに触れると分解される性質があります。

必要な時に必要な場所で活用できる虫よけ成分です。

吊り下げタイプが効果的な虫

虫除け 玄関 吊るす場所

吊り下げタイプの虫よけはあらゆる虫に効果があると思われる傾向にありますが、実際に効果がある虫は以下の種類です。

チョウバエ

チョウバエは、浴室や洗面所などの水回りに発生するコバエであり、身体全体がモコモコの毛で覆われていることが特徴です。

石鹼カスや皮脂などの脂汚れを好む虫であり、汚れやヌメリが溜まりやすいジメジメした場所に発生します。

発生時期は4〜12月ごろであり、一度侵入を許すと知らぬ間に繁殖して大量発生してしまう恐れがあります。

ユスリカ

ユスリカは、日本で2,000種類以上確認されている昆虫の一種であり、水中で育つ幼虫が身体を揺らすような動きをしている様子からこの名前がつけられたという説があります。

成虫は蚊に近しい見た目やサイズ感をしていることから、見分けがつかない場合が多いです。

蚊のように人を刺して血を吸うことがないため害がないように思えますが、死骸が原因でアレルギー反応を引き起こすケースもあるため、家のなかに入れないのがベストです。

光に惹き付けられる性質があり、夜間の出入りの際に侵入される可能性があります。

吊り下げタイプを玄関で効果的に使う方法

虫除け 玄関 吊るす場所

吊り下げタイプの虫よけは設置場所が重要です。

玄関からあまりにも離れた場所に設置してしまうと薬剤が空気中に拡散して効果が薄れる可能性があります。

吊り下げタイプの虫よけを効果的に使うためには、可能な限り屋内と屋外の境目に設置することが大切です。

これはベランダや窓にも有効な設置方法であり、各出入口に限りなく近い位置に設置することでピンポイントでその場所を守ることが可能です。

玄関やベランダに引っ掛ける場所がない場合は、ホームセンターや100均などに売っている粘着テープがついたフックを活用すると、任意の場所に虫よけが設置できます。

吊り下げタイプの虫よけをお探しなら『ライオンケミカル』の商品がおすすめ!

ここでは、『ライオンケミカル』のおすすめ虫よけ商品を紹介します。

Wトラップ 玄関用虫よけ180日用

Wトラップ 玄関用虫よけ180日用

Wトラップ 玄関用虫よけ180日用』は、吊るすだけ、置くだけ簡単の屋外用虫よけです。ピレスロイド系の成分を含んでおり、チョウバエやユスリカに効果があります。

ネットのなかに薬剤が練り込まれており、ゆっくり揮発するため、約180日間の虫よけ効果が期待できます。

Wトラップ あみ戸用虫よけ180日用

Wトラップ あみ戸用虫よけ180日用

Wトラップ あみ戸用虫よけ180日用』は、電気や電池を必要とせず、網戸に貼るだけで簡単に虫よけができる商品です。

ピレスロイド系の成分を含んでおり、チョウバエやユスリカに対して効果を発揮します。薬剤はネットに練り込まれているため、約180日間しっかり効果が持続します。

なお、『Wトラップ 玄関用虫よけ180日用』と『Wトラップ あみ戸用虫よけ180日用』がセットになったWトラップ 虫よけセット 玄関用+あみ戸用』も販売しているため、まとめて虫対策したい方におすすめです。

Wトラップ 虫よけプレート

Wトラップ 虫よけプレート

Wトラップ 虫よけプレート』は、薬剤の飛散面積が大きいワイドタイプの虫よけです。

ベランダや軒下、縁側や玄関先などに、置いたり吊るしたりするだけで簡単に虫よけができます。雨に濡れても薬剤の飛散に影響がないため、安心して屋外に設置することが可能です。

ライオンケミカルでは吊り下げタイプの虫よけ以外にも、室内に設置できるタイプや直接肌に使用できるタイプなど、多種多様な虫よけを用意しています。

さまざまなバリエーションの蚊取り線香や殺虫剤などもラインナップしているため、あらゆる虫の悩みに対応することが可能です。

以下から商品ラインナップがご確認いただけますので、興味がある方はぜひご覧ください。

家庭用殺虫剤・忌避剤

まとめ

吊り下げタイプの虫よけを玄関で使用するのであれば、玄関ドアの取っ手や真上などに設置するとより高い効果が期待できます。

屋内と屋外の境目に設置することを意識しておけば玄関だけではなく、ベランダや窓などがある場所でも効果的に虫よけすることが可能です。

ライオンケミカル』では、吊り下げタイプをはじめとした多種多様なタイプの虫よけをラインナップしています。

屋内外で使用できる虫よけも用意しているため、家の中と外をまとめて虫から守りたいという方のニーズに応えられます。

蚊取り線香や殺虫剤なども販売しているため、虫に悩まされている方はぜひチェックしてみてください。

※各画像はイメージです。

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