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虫よけと蚊取り用品とは?蚊を対策する方法と虫よけ商品の選び方を紹介

暑い季節に大量発生する蚊は、誰しも避けたいと思うものです。

蚊は人や動物の血を吸うことに加え、見た目や羽音が苦手という方も少なくありません。

蚊の対策としては、さまざまな虫よけアイテムが使用されるケースが多いですが、「種類が豊富にあるためどんな時にどれを選んだらいいかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、蚊が人に近づく理由や効果的な対策、正しい虫よけの選び方などについて詳しく解説します。

そもそも蚊はなぜ人に近寄ってくるのか

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蚊は人や動物の血を吸うことで広く知られていますが、普段は花の蜜に含まれる糖分などを栄養源としています。

しかし、繁殖時期に近づくと主にメスの蚊が人や動物の血を吸うようになります。そして、どこにいても蚊は驚くほど正確に人の位置を捉えて近寄ってきます。

ここでは、蚊が人に近寄ってくるメカニズムについて解説します。

体温を感知

蚊の触角には約2,000本の毛が生えており、それをセンサーとして使用することで人の体温を感知しています。

蚊の熱を感知する能力は非常に優れており、0.05度の違いまで認識できるそうです。その感度は、人のおよそ10倍といわれており、体温のわずかな差をかぎ分けて吸血対象を探しています。

体温が高ければ高いほど蚊のセンサーに引っかかりやすくなるため、体温が高くなりやすい方は、特に注意することをおすすめします。

また、普段は体温が高くない方でも、運動後や飲酒後は一時的に体温が上がるため、蚊に刺されやすくなる可能性あります。

二酸化炭素を感知

視力があまり良くない蚊が人を感知できるのは、蚊の二酸化炭素を感知する能力が関係しています。

蚊には炭酸ガスを察知する能力があり、大気中のガスがわずか0.01%変化するだけでも感じ取れるといわれています。

蚊は主に人間が呼吸をする際に吐き出す二酸化炭素を目印として近寄ってくる習性があり、二酸化炭素を多く吐き出している人ほど蚊が近づいてきやすいです。

お酒を飲んだあとは蚊が寄ってきやすくなるという人もいますが、これは体内でアルコールが消化・分解されるときに大量の二酸化炭素が発生し、それが吐く息とともに排出されることが原因だと考えられます。

臭いを感知

蚊は体温や二酸化炭素と同様に、臭いを感知する能力もあります。

特に汗の臭いを好む傾向にあり、汗の臭いの基となる乳酸や脂肪酸を敏感に感じ取って近寄ってくると考えられています。

蚊は吸血対象が人か動物か識別するために、揮発成分の複合体として感じ取る臭いを頼りにしているようです。

人にとって良い香りの香水も揮発成分の複合体であるように、蚊も特定の配合で混合された揮発成分を人の臭いと捉えている可能性があります。

そのため、当初は二酸化炭素に誘導されて近寄ってきても、吸血対象に臭いを感知できなければ吸血を諦めることもあり得ます。

衣類の色を感知

蚊は、人の目のように色を識別することはできませんが、光の波長で色を見分けることは可能です。

蚊にとって黒色や濃い色は識別しやすい色といわれており、黒い服を着用している人は一般的に蚊に刺されやすい傾向にあります。

黒色は蚊が吸血対象にする動物の色に近く、身を隠しやすい保護色です。

また、黒色は太陽の熱を吸収しやすく、表面温度が上がりやすいことも蚊を引き付ける要因になっていると考えられます。

蚊に近寄られないための対策

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ここでは、蚊に近寄られないための対策を紹介します。

服装に注意する

前述したように、蚊は黒色や濃い色の服を着ている人に近寄る傾向にあります。

外出をする際は、白色やベージュ、黄色などの明るい色の服を着るようにすれば、蚊に近寄られにくくなります。

また、蚊は肌の露出部分を狙って刺してくるため、可能な限り肌が露出しない服装をするのがおすすめです。

ただし、たとえ長袖や長ズボンを着ていても、肌にピッタリ密着するタイプの服は、服の上から蚊に刺される可能性があるため、注意が必要です。

長袖や長ズボンを着る際は、なるべくゆったりとしたシルエットのものを選ぶと蚊に刺されにくくなります。

汗をこまめに拭く

蚊は人の体温や汗の臭いを感知して、近寄る傾向にあります。

体温が上がると自然と汗をかくため、気温が高い夏場は可能な限りこまめに汗を拭くようにすることで、蚊に刺されるリスクを軽減できます。

外出する際は、タオルや汗拭きシートを持参し、汗をかいたらすぐに拭き取るようにしましょう。

汗をかきやすい人は、上記に加えて制汗スプレーやデオドラントシート、着替えなどを持っておくと安心です。

蚊が多い場所を避ける

蚊に刺されないようにするためには、蚊が多い場所を避けることが重要です。

蚊は主に雑木林や竹藪、公園の草むらなどに生息しています。日中は基本的に木陰に隠れており、太陽が沈むころに活動が活発化するため、遅い時間に外出する際は注意が必要です。

アウトドアを楽しむ方であれば蚊との遭遇はやむを得ない部分もありますが、蚊に対応した虫よけグッズを活用することで、刺されるリスクが軽減できるでしょう。

ただし、すべての虫よけグッズが蚊に対応しているとは限らないため、虫よけを選ぶ際は成分に注意しながら選ぶ必要があります。

蚊対策に有効な虫よけアイテムの選び方

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ここでは、蚊の対策に最適な虫よけ用品の選び方を紹介します。

有効成分で選ぶ

蚊をピンポイントで対策したいのであれば、「ディート」と呼ばれる有効成分が含まれている虫よけ用品を選びましょう。

ディートは、日本ではじめて承認された有効成分であり、世界的にも広く使用されています。

強い効果と長い持続時間が特長であり、蚊だけではなく、アブやマダニ、ノミなどの害虫の対策としても有用です。

ディートが含まれた虫よけ用品はちょっとしたお出かけはもちろん、本格的なアウトドアシーンまで幅広く使用できるため、一つ持っておくと便利です。

ただし、ディートの濃度によっては使用できる年齢の制限があるため、選ぶときは注意しなければなりません。

生後6ヶ月以上の子供でも使用できる虫よけ用品をお探しなら、ディートの濃度が10%以下のものを選びましょう。

使用方法で選ぶ

虫よけを選ぶ際は、どのような使い方をしたいか考え、自身の生活スタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

虫よけには、ミストタイプやスプレータイプ、ティッシュタイプなど、さまざまな種類があります。

たとえば、時間をかけずに広い範囲を対策したいのであればスプレータイプ、肌の露出部分をまんべんなくカバーしたい場合はティッシュタイプなど、使用用途によって最適なアイテムが異なります。

虫よけが必要な場面や普段の生活などを考慮しながら選ぶと、自分に合った虫よけ用品が見つけられるはずです。

蚊に有効な虫よけ用品をお探しなら『ライオンケミカル』がおすすめ!

ライオンケミカル』では、蚊の対策に有効な虫よけ用品を多数販売しています。

ここでは、ライオンケミカルのおすすめ虫よけアイテムを紹介します。

虫よけミスト

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虫よけミスト』は、6ヶ月以上のお子さんに使用できる肌に優しいミストタイプの虫よけ商品です。

天然のユーカリオイルを配合しており、虫よけ特有のべたつきがないため、肌を爽やかな状態で維持できます。

蚊の成虫、ノミ、イエダニ、マダニ、ブユ(ブヨ)、トコジラミ(ナンキンムシ)、サシバエの成虫などの虫よけとして使用できるため、お子さんと散歩に行くときやアウトドアを楽しむときなどに活用できます。

200mlと携帯用の60mlの2サイズをご用意しておりますので、お好みのサイズをお選びください。

虫よけティッシュ

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虫よけティッシュ』は、薬剤の吸い込みが気にならない、無香料の虫除けティッシュです。

蚊に有効な虫よけ成分であるディートが配合されており、ブヨやサシバエ、ノミなどの害虫の虫よけとして活用できます。

また、パウダーインのため、使用後も肌をサラサラの状態で保つことが可能であり、アロエエキスも配合されているため、肌を優しく守ります。

必要なときに必要な場所に使える便利なシート状になっているため、肌の露出部分や気になる部分はムラなくカバーすることが可能です。

ライオンケミカルでは他にも蚊取り線香や殺虫剤など、幅広いシーンとニーズに合致した商品を多数販売しています。

以下から商品ラインナップがご確認いただけますので、ぜひご覧ください。

家庭用殺虫剤・忌避剤

まとめ

虫よけと蚊取り用品は一見同じようなものに思えますが、目的や使用方法に細かな違いがあります。

キャンプやバーベキュー、室内など、固定された場所で蚊対策をするのであれば蚊取り線香がおすすめです。

しかし、外出したり移動したりする場合は、肌に直接塗れる虫よけ用品が最適といえるでしょう。

ライオンケミカル』では、有効な虫よけ成分「ディート」を含んだ虫よけ商品を多数販売しています。

出かける前に手間をかけずに使えるスプレータイプや肌の露出部分にまんべんなく塗れるティッシュタイプなど、さまざまな種類をラインナップしているため、希望の使い方に合わせて選べます。

虫よけ用品の他にも、固定設置に最適な蚊取り線香やいざという時に役立つ殺虫剤もご用意しているため、気になった方はぜひチェックしてみてください。

※各画像はイメージです。

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