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年末の大掃除に欠かせない2つの自然派アイテムとは?

早いもので2019年も残り1ヶ月を切り、年末の大掃除の時期がやってきました。
こまめにお掃除している場所はもちろんですが、普段はなかなか手を付けられない場所をキレイにできる絶好の機会です。
今回は今までに紹介したお掃除商品を振り返りつつ、それらをフォローする商品をピックアップします。

自然に優しい天然素材『Pixマルチ重曹クリーナー』

先ずは家中の色々な場所をクリーニングできるPixマルチ重曹クリーナーを改めて紹介しましょう。
重曹(炭酸水素ナトリウム)はもともと自然界にある物質で安全性の高い成分。
弱アルカリ性なので、真逆の性質である酸性の汚れを落とすのはもちろん、優れた消臭効果も兼ね備えた非常に便利なアイテムです。

特に秀でているのは油汚れの分解。
重曹液(重曹を水またはお湯に溶かしたもの)に汚れのこびりついた換気扇をつけるとご覧の通りです。

 

重曹液は布巾などに染み込ませて拭き掃除に用いるのが基本的な使い方ですが、対象に応じて、粉のまま振りかけたり、ペースト状にして塗布する使い方もあります。

粉のままであれば、排水口やゴミ箱に振りかけるとイヤなニオイを消臭することができます。
ラグやカーペットには振りかけてからしばらく放置し、掃除機で粉を吸い取れば消臭完了です。

しつこい油汚れにはペースト状にした重曹を塗って、10分ほど放置してからお湯で洗い流してください。
鍋などのガンコなコゲ落としには、ぬるま湯に重曹を適量加え、一晩つけ置きします。
それでも汚れが落ちない場合は、重曹を水1カップにつき大さじ1杯加え、しばらく煮てください。
(熱湯に直接重曹を入れるとふきこぼれて危険です。必ず水から一緒に煮てください)

また重曹には、もう一つ裏技的な使い方があります。
衣類の洗濯時に衣類用洗剤と重曹を一緒に使用すると、洗濯後、衣類がふっくらと仕上がるのです。
ぜひこちらも一度をお試しくださいね。

続いてアルカリ性の汚れによく効くクエン酸をご紹介しましょう。

水回りの掃除に強い『Pixクエン酸』

アルカリ性の汚れは、水垢、湯垢、サビなど、主に水周りに集中しています。
水垢、湯垢などは水道水に含まれるカルシウムなどが結晶化したものですが、これらの汚れを落とすのに有効なのが『Pixクエン酸』です。

カップ1杯(200mL)の水に小さじ1杯のクエン酸を溶かしてクエン酸水を作り、市販のスプレー容器にセット。
クエン酸水スプレーの完成です。

水道の蛇口など、シンク・水周りの汚れにはクエン酸水スプレーを噴射。その後拭き取り、よく水洗いしてください。
※こびりついた水垢には、ペーパー、布などにクエン酸水を含ませ、約20~30分間パックしてからスポンジでこすり取り、その後よく水洗いをしてください。
(クエン酸水が高濃度だとシンクを傷める原因になりますので、ご注意ください。)

クエン酸はポット内の湯垢落としにも効果を発揮。
ポットに水を満水まで張り、クエン酸を大さじ約4杯入れてお湯を沸かします。
そのまま約1時間保温した後、お湯を捨ててよくすすげばお掃除完了。湯垢などを取り除けます。

また、クエン酸にも消臭作用があります。
調理用器具についた魚の生臭さ、タバコの臭い、トイレのアンモニア臭など、アルカリ性の臭いにクエン酸水をスプレーすればニオイをしっかり抑えられるのです。

重曹とクエン酸で掃除した場所は、素材に影響を与えないようそれぞれ流水で洗い流すかしっかり拭き取る必要があるのですが、重曹で掃除した場所にクエン酸水スプレー、クエン酸で掃除した箇所に重曹液スプレーを吹きかければ、それぞれ成分が中和されるのです。
そういった意味でも重曹とクエン酸はセットで使うとより安心なアイテムといえるでしょう。

他にも、9月のコラムで紹介した『OXI FINISH』など、便利な掃除アイテムはまだまだ数多くあります。
汚れの種類、場所に応じて各クリーナーを使い分けて、無駄なくスピーディーに大掃除ミッションを完了させましょう。

それではここで『開発担当者からの一言』です。
「重曹やクエン酸を知っている方はたくさんいらっしゃると思いますが、何からとれるのかをご存知な方は少ないのではないでしょうか。
重曹は『ナトロン石』という鉱物、クエン酸は『トウモロコシ』などからとれるのです。
地球が生み出した自然の恵みに感謝しつつ、楽しくお掃除をしてくださいね!」

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