浴槽は気づかないうちにカビや黄ばみが発生していることも多く、快適なバスタイムのためには定期的な掃除が欠かせません。

しかし、忙しい日々の中で「どれくらい掃除したらいいの？」「掃除の負担を減らしたい」と悩む方も多いのではないでしょうか。浴槽掃除はできるだけ毎日行うことが望ましいですが、怠るとすぐに汚れが発生してしまいます。

この記事では、浴槽掃除の適切な頻度や効率的な掃除方法、手間を減らしながら清潔に保つコツを紹介します。

浴槽掃除の理想的な頻度

浴槽掃除は毎日したほうが望ましく、難しい場合でも2日に1回を目安に行うのが理想です。

ここでは、その理由について解説します。

基本は毎日した方がいい

浴槽掃除は、できれば毎日行うのが理想的です。

その理由は、浴槽には目には見えない汚れや菌が蓄積しやすく、放置することで黄ばみやカビ、ピンクヌメリなどが発生しやすくなるためです。

浴槽には入浴時に身体から落ちた皮脂や汗、石けんカスなどが付着し、これらは時間が経つと菌のエサとなってカビやピンクヌメリの原因になります。

また、湿度が高い浴室はカビが繁殖しやすい環境で、特に梅雨時期や夏場は1日でもカビが発生することも珍しくありません。

最低でも2日に1回は掃除する

毎日の浴槽掃除が難しい場合、最低でも2日に1回は掃除するのが望ましいでしょう。

浴槽の汚れは使用するたびに少しずつ蓄積していき、放置するほど落としにくくなってしまいます。

最低でも2日に1回の掃除を行うことで、汚れがこびりつく前に落とすことができ、掃除自体の手間も軽減できます。特にカビが発生しやすい梅雨時期や夏場は、掃除の間隔を空けすぎないことが大切です。

また、家族の人数が多い場合や入浴回数が多い家庭ほど、汚れの蓄積も早くなるため、こまめな掃除が必要となります。

週に1回は入念に浴槽掃除をする

毎日の簡単な浴槽掃除では、頑固な汚れまで除去することは難しいです。

日常的に行う簡単な浴槽掃除に加えて、週に1回は浴槽全体をしっかり洗う時間を設けましょう。

週一回の掃除では落としきれていない浴槽の縁、排水口周りなど、汚れがたまりやすい部分を重点的にケアします。

毎日の掃除に加えて、週に1回の入念な浴槽掃除をプラスして行うことによって、カビやピンクヌメリの蓄積、それによる悪臭の発生を防ぎ、清潔で快適な浴室環境を維持できます。

また、浴槽だけでなく定期的に風呂釜の掃除も必要です。風呂釜の汚れや掃除方法は、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

⇒風呂釜の内部は雑菌だらけ！残り湯で簡単にできる洗浄＆除菌対策とは？

浴槽掃除する前に準備すること

浴槽の掃除を行うにあたって、事前に浴槽の材質確認と必要な掃除用具を用意しておきましょう。

ここでは、それぞれのポイントを解説します。

浴槽の材質を確認する

浴槽掃除を行う際には、浴槽の材質を確認しておくことが大切です。

FRP、ステンレス、人工大理石など、浴槽の素材によって適した掃除方法が異なります。さらには洗浄剤や洗剤も適したもの・適さないものがあります。

材質に合わない洗剤を使うと、変色や劣化の原因になるため、事前に使用できる素材か確認しておきましょう。

必要な掃除用具を用意する

浴槽の材質を確認したら、次に必要な掃除用具を用意します。

浴槽掃除に必要な掃除用具は、やわらかいスポンジや浴室用洗剤、タオル、水切りワイパーなどです。

掃除の際は洗浄剤や洗剤から手や肌を守るために、事前にゴム手袋やマスクを着用し、換気扇を回すか窓を開けて十分な換気を行ってから始めましょう。

浴槽掃除の手順とポイント

浴槽掃除は定期的に行う必要があるため、負担にならないことも重要です。

ここでは、浴槽掃除の手順とポイントを解説します。

日常的な浴槽掃除

日常的な浴槽掃除は、簡単な流しとふき取りが基本です。

入浴後すぐに浴槽の表面をシャワーでしっかり流し、湯垢がたまりやすい縁や水面ラインを意識して洗い流します。

その後、水切りワイパーやタオルで浴槽の水滴をふき取ることで、水垢やカビの発生を効果的に防ぐことが可能です。

気になる汚れがある場合には軽くスポンジを使うことで汚れを落とせますが、浴槽の表面を傷つけないように、強くこすりすぎないように注意しましょう。　

週1回の頻度で行う浴槽掃除

週1回の浴槽掃除は、浴槽全体の表面の汚れをシャワーで流してから、浴室用の洗剤を使って縁や排水口周りの汚れを落とします。

浴槽の素材を傷つけないためにも、やわらかいスポンジや専用クロスを使用し、優しくなでるように洗いましょう。

浴槽掃除の負担を減らすコツ

浴槽掃除の負担を減らすためには、浴槽をきれいな状態にキープすることや専用アイテムの活用が挙げられます。

ここでは、具体的な方法について解説します。

換気を心がける

浴槽掃除の負担を減らすためには、浴室の換気を徹底することが重要です。

掃除後は換気扇を回したり、窓を開けたりして、浴室の空気を入れ替えましょう。湿度が高い状態が続くと、カビやピンクヌメリが発生しやすくなり、掃除をしてもすぐに汚れが再発する原因となります。

換気を習慣化することによって、浴室全体の湿度を下げ、カビや雑菌の増殖を抑えることができるため、日々の掃除の手間を軽減できます。

入浴直後に掃除をする

浴槽掃除の負担を軽減するためには、入浴直後に掃除をすることもコツです。

浴槽が温かく湿っている状態だと、皮脂汚れや石けんカス、水垢などの汚れが柔らかいため、掃除で落としやすくなります。

一方、時間が経って浴槽や汚れが乾燥・冷却すると、これらの汚れが固着し、落とすのに力が必要となって掃除の手間が増してしまいます。

さらに入浴直後であれば、おふろに入ったついでに掃除ができるため、掃除のために改めて浴室に入る手間もかかりません。

水気をとる

浴槽掃除の負担を減らすためには、浴槽の水気を毎回ふき取ることが重要です。

掃除後の水気を残したままにすると、水垢やカビの発生原因となってしまい、最終的にこびりついて頑固な汚れとして定着してしまいます。対策として水気をとれば浴室内の湿度が下がり、水垢やカビの発生を抑えられるため、日々の掃除の負担も軽減できます。

水気をとる際には、水切りワイパーや吸水性の高いタオルを使い、浴槽の内側や縁、壁、床までふき取りましょう。毎回のふき取りを習慣化することにより、浴室の美しさをキープしやすくなり、大がかりな掃除もラクになります。

おふろアイテムを床に置かない

浴槽掃除の負担を減らすには、ボトルや洗面器などを床に置かないことが効果的です。

床に物を置いてしまうと、その下に水分や石けんカス、皮脂汚れがたまりやすくなり、ピンクヌメリやカビの発生源となります。これらの汚れは浴室全体に広がってしまう恐れがあり、浴室の床から浴槽の外側や縁、排水口へと移っていくため、浴槽自体も汚れやすくなります。

おふろアイテムを床に置かないことで浴室の床や浴槽まわりの水はけが良くなり、乾燥しやすくなって汚れを抑えることが可能です。　

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バスリフレ バスクレンジング こすらず60秒！お風呂を洗浄

『バスリフレ バスクレンジング こすらず60秒！お風呂を洗浄』は、浴室にスプレーして60秒間放置し、シャワーで流すだけで簡単にケアできる商品です。

弱アルカリ性で、皮脂や石けんカス、湯垢など黄ばみの原因となる汚れを除去しやすくする浴室用洗剤です。

泡タイプで広範囲にスプレーでき、除菌やウイルス除去、ピンクヌメリの予防効果も期待できます。

また、せまい泡と広がる泡の切り替えができ、浴槽だけでなく、床や壁、洗面器、イスなど浴室全体に使えるのも特長です。

汚れがひどい場合は、2〜3分放置したり、軽くスポンジでこすったりするとさらに効果的です。

まとめ

多湿な浴槽はカビや黄ばみ、ピンクヌメリが発生しやすく、掃除を怠ると汚れが蓄積して落としにくくなります。

できれば毎日、最低でも2日に1回の頻度で浴槽を掃除し、週に1回程度は入念な掃除を行うのが理想的です。

浴槽掃除の負担を減らすためには、入浴直後に掃除を行うことや、ライオンケミカルの『バスクレンジング』などの専用アイテムを活用するのがおすすめです。

また、換気を徹底して浴室のアイテムを床に置かないことも清潔維持を保つためには欠かせません。

『ライオンケミカル』では、浴槽の掃除を手軽に行うことができる『バスクレンジング』を取り扱っています。

スプレーして60秒間放置し、シャワーで流すだけで、汚れをキレイに落とします。

浴槽掃除を手間なく、そして清潔に保つためにも、ぜひ検討してみてください。

※各画像はイメージです。