家の中でゴキブリが出た際に、気が動転して「何をしたらいいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
戸惑っている間に逃げられてしまうと、そのまま不安な時間を過ごすことになります。
そうならないためにも、ゴキブリが出たときに取るべき行動を知っておくことが大切です。
この記事では、ゴキブリが出た場合に取るべき行動や対策を紹介します。
ゴキブリが出たときには慌てず、適切な行動を取ることが大切です。ここでは、ゴキブリが出たときに取るべき行動を紹介します。
部屋の中に突然ゴキブリが出現すると誰もが慌てるものです。しかし、冷静に対処すれば、安全に撤退させることができます。
以下に、手軽にできる「捕獲&処理」のステップをご紹介します。
突然の遭遇に驚いても、とにかく叫んだり、物を投げつけたりするのはNGです。ゴキブリは素早く逃げる名人であるため、慌てるほど捕まえるのが難しくなります。まずは一歩下がって、心を落ち着けましょう。
近くにある紙コップやプラスチック容器、空き瓶など、透明でゴキブリを包み込めるものを探します。さらに、厚紙やチラシなど、容器の下に差し込める平たいものも用意します。
ゴキブリに気づかれないよう、静かに接近します。そして、狙いを定めたら、一気に上からコップをゆっくり確実に被せます。
コップの下から厚紙を差し入れ、ゴキブリを閉じ込めます。ポイントは、コップを傾けず、しっかり密閉するようにすることです。
捕獲したら、家の外に出して逃がすのが自然に優しい方法です。どうしても無理な場合は、トイレに流して処理することも可能ですが、その際は手を汚さないように慎重に行いましょう。
いずれも冷静に対応することが大切で、大事なのは「慌てず・近づきすぎず・確実に」がポイントです。次に遭遇してしまっても、この手順を思い出して落ち着いて対応しましょう。
ゴキブリの卵や死骸は、ティッシュペーパーに包んで密閉し、ビニール袋に入れて処分しましょう。ゴキブリは生命力が強いため、駆除したつもりでも生きている場合があるため注意が必要です。
また、ゴキブリの死骸があった場所はしっかりと掃除することも大切です。ゴキブリの死骸やフンには仲間を呼び寄せるフェロモンが含まれているため、掃除が不十分だと、その周辺にゴキブリが集まってしまう可能性があります。
ゴキブリを駆除できずに見失ってしまった場合、、あきらめてしまう方もいれば、「気になって眠れない!」という方もいると思います。どのように対処したらよいのでしょうか。
ここでは、見失ったゴキブリをどうにかしたいという方に向けた対処法を紹介します。
まずはゴキブリが他の部屋に移動しないようにドアを閉め、目張りをしましょう。
次に逃げ出した方向を追って、その付近に殺虫剤を噴射します。逃げ出した方向にすきまがなく、それ以上逃げることができない場合は、そのまま息絶えるか明るいところに出てくることもあります。
ゴキブリがどこに逃げたかわからなくなった場合は、ソファーや家具などを動かし、隠れていそうな場所を探しましょう。
ゴキブリを見失った場合は、くん煙剤を使って駆除するのも効果的です。
ゴキブリが隠れている狭いすきまにも煙が届くため、逃げてしまったゴキブリを退治することができます。
ただし、ゴキブリの卵は卵鞘というカプセルの殻に覆われており、殺虫剤やくん煙剤を使っても中の卵に効きにくい強固な作りです。そのため、見失ったゴキブリの駆除はできても、これから生まれてくるゴキブリの駆除が難しい点に注意する必要があります。
ゴキブリを見失った場合の対策として、誘引殺虫剤(毒エサ)を設置する方法もあります。
誘引殺虫剤はゴキブリの好物である食材に殺虫成分を混ぜこんだ毒エサで、自宅に潜む見えないゴキブリにも高い効果が期待できます。さらにゴキブリは仲間のフンや死骸を食べる性質もあるため、毒エサを食べたゴキブリやそのゴキブリのフンを食べたゴキブリも駆除します。
また、エサを食べたゴキブリが持つ卵にも効果があるため、ゴキブリが増加することも防げます。ゴキブリを見失った場合は、できるだけ早く見かけた場所に誘引殺虫剤を設置することで駆除しやすくなります。くん煙剤と合わせて使用してもよいでしょう。
ゴキブリが出た場合に、駆除や対策を行わないとさまざまなリスクがあります。
この記事では、ゴキブリを放置するリスクを紹介します。
ゴキブリは繁殖力が強い性質があるため、見失ったゴキブリを放置していると、あっという間に数が増えてしまうため注意が必要です。
ゴキブリは鞘のような殻に入った卵鞘の中に約25個ほどの卵を産む(1回につき)とされており、さらに1年半ほどの寿命の中で約15〜20回も産卵します。メス1匹で生涯に数百以上の卵を産むことになり、さらにゴキブリの卵鞘は外的刺激にも強いため、より繁殖しやすくなります。
ゴキブリが出たら直ちに対処しないと、健康被害のリスクが高まる点にも注意しましょう。
下水のように雑菌が多い場所にも多く生息しており、自宅に侵入する際に体に付着している雑菌をまき散らす可能性があります。
例えば、サルモネラ菌や赤痢菌などを運んできたゴキブリを放置していると、これらの病気にかかるリスクもゼロではありません。
また、ゴキブリの死骸やフンはアレルギーの原因にもなるため、適切に対処する必要があります。
家の中でゴキブリが増えると、家電製品が故障したり、ショートしたりするリスクがあります。
暖かい場所を好む性質があるゴキブリは、電子レンジやパソコン、テレビなどの家電製品の近くに潜んでいることも少なくありません。
家電製品の中には配線が通っていて、中に侵入したゴキブリが糞をすることによって、配線が接続不良を起こす場合があります。場合によってはショートし、火災を引き起こすリスクもあるため早に対策しましょう。
ゴキブリが出ないようにするためには、ゴキブリの侵入を防ぐことや清潔に保つことがポイントです。
ここでは、ゴキブリが出ないようにするための対策を紹介します。
ゴキブリはわずか数mmのすきまでも侵入してくるため、侵入経路をふさぐことが重要になります。
窓や玄関をあけたままにしないことはもちろん、ドアや網戸、サッシ、玄関ドアの受け部分など、小さなすき間にはすき間テープを貼るなどの対策を講じましょう。
また、エアコンのホースや換気扇、お風呂やシンクの排水口などもゴキブリが侵入しやすい場所となります。これらの場所から侵入を防ぐためには、フィルターやストッキングを使用してカバーすると効果的です。
ゴキブリが入ってくる経路については、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
ゴキブリが住みつかないようにするためには、こまめに掃除をして部屋を清潔に保つことが大切です。
ゴキブリは髪の毛やフケなど、何でもエサにするため、家の中が汚れているほどゴキブリにとっては住みやすい環境になります。また、物が多いとゴキブリの隠れ場所が増え、繁殖しても気づきにくくなります。
食べかけの食品や生ごみを放置していると、ニオイにつられてゴキブリが集まってくる可能性があります。特に夏場は生ごみのニオイも強くなりやすいため、即日捨てるか、難しい場合はふたがついている生ごみ入れを利用して密閉しましょう。
また、ごみ箱周辺に食べ物の残りカスが散らかることもあるため、定期的にごみ箱の周辺も掃除して清潔を保つことが大切です。
ゴキブリが出た場合には、『ライオンケミカル』の製品をチェック。
ライオンケミカルでは、効果的にゴキブリを駆除できる誘引殺虫剤を取り揃えています。
置くだけで効果がある毒エサタイプのゴキブリ対策アイテムなら、『Wトラップ コンパクト ゴキブリ誘引殺虫剤 大容量24個入』がおすすめです。
有効成分としてフィプロニルを配合しており、小型から大型までさまざまなゴキブリを駆除します。
エサを食べたゴキブリだけでなく、その糞や死骸を食べた他のゴキブリも駆除します。
ゴキブリの中には特定の薬剤が効きにくい『耐性ゴキブリ』が存在しますが、このような耐性を持つゴキブリの駆除にも効果的です。また、薬剤に直接触れる心配のない設計となっているため、安心して使用できます。
冷蔵庫や電子レンジの裏や下、洗面台のすきまなど、せまい場所に設置するなら、『Wトラップ コンパクトミニ ゴキブリ誘引殺虫剤 すきま用 大容量24個入』がおすすめです。
コンパクトなデザインながらしっかりと効果を発揮し、家に侵入するゴキブリや住みついているゴキブリはもちろん、卵を持っているゴキブリの卵も退治します。
ゴキブリが好む成分を配合することで、高い誘引力を実現し、効率よくゴキブリを集めて駆除します。
自然成分でじわっと効果を発揮するなら、『Wトラップ ホウ酸ダンゴ ゴキブリ用誘引殺虫剤 24個入』がおすすめです。
殺虫成分であるホウ酸に、ゴキブリが好きなタマネギエキス、動物性エキス、米ぬかオイルを配合しています。
狭いところにも置ける薄型設計であるため、ゴキブリが好む狭い場所に設置することも可能です。
小型のゴキブリはもちろん、大型のゴキブリにも効果を発揮し、ゴキブリの侵入を防げます。
ゴキブリが出たら、まずは殺虫剤を使って駆除しましょう。
駆除ができたらティッシュで包んでしっかりとつぶし、ビニール袋に入れて密封して処分します。逃げられてしまった場合は探して駆除するか、誘引殺虫剤を設置すると効果的です。
ゴキブリが出たにも関わらず、放置していると自宅で繁殖したり、外部から菌を持ち込んだりなどさまざまなリスクがあります。ゴキブリを見かけたら他にもゴキブリがいると考え、早めに対策することが重要です。
『ライオンケミカル』では、効果的にゴキブリを駆除する誘引殺虫剤を取り揃えています。
誘引効果の高さだけでなく、せまい隙間に設置できる設計であり、薬剤に抵抗力があるゴキブリにも高い効果を発揮します。
ゴキブリ対策でお悩みの方は、ぜひご検討ください。
※各画像はイメージです。