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服に付いた泥汚れの落とし方は?基本の洗い方やしつこい汚れの対処法を紹介

服に付着する汚れにはさまざまな種類がありますが、中でも泥汚れはしつこい汚れの一つです。

泥汚れは付着すると落ちにくい特長があり、「すぐに洗濯したのに、汚れが落ちなかった」という経験をしたことがある方もいらっしゃるでしょう。

泥汚れは他の汚れとは性質が異なるため、キレイに落とすためには適切な処置が必要です。また、間違った処置は汚れを悪化させる原因になる可能性もあるため注意しましょう。

この記事では、服に付着した泥汚れの落とし方や基本の洗い方、しつこい汚れの対処法を紹介します。

泥汚れが落ちにくい理由

泥汚れ 落とし方

泥汚れが落ちにくい理由は、泥汚れが水にも油にも溶けにくい「不溶性汚れ」に分類されるためです。

衣類の汚れには大きく分けて以下の3種類があります。

  • 汗、ジュース、アルコール:一般的に水溶性の汚れに分類されます。
  • 皮脂、口紅、食用油:一般的に油溶性の汚れに分類されます。
  • 泥、墨汁、インク:一般的に不溶性の汚れに分類されます。

※それぞれ例外はあります。

水溶性や油溶性の汚れであれば、水を使用するか洗剤を使用するなど適切な方法で汚れを溶かせば、ある程度キレイにすることができます。

一方、不溶性の汚れの中でも泥汚れは、繊維の奥に砂などが入り込んでしまうため、表面の汚れは落ちても繊維の奥に入り込んだ汚れはなかなか落ちません。

そのため、泥汚れは他の汚れに比べて洗濯で落ちにくく、しつこい汚れとなってしまうのです。

泥汚れの服を洗濯する場合は前処理が必要

泥汚れ 落とし方

泥汚れを洗濯でキレイにする場合は、洗濯前の処理が重要なポイントになります。

ここでは、泥汚れの服を洗濯する前に行っておきたい処理について解説します。

服についている泥をはたき落としておく

泥汚れは染み込んでいるのではなく、泥の粒子が繊維に入り込んでいるため、事前にできるだけ手で叩いたりして泥をはたき落としましょう。

具体的には、泥汚れがついた服を振ったり、ブラシでこすったりすると泥を落とすことができます。ただし、ブラシで強くこすってしまうと、繊維の奥に泥を押し込んだり、繊維を傷めたりする原因になるため注意が必要です。

固形石けんを使用する

汚れがひどい場合は固形石けんを使って、事前にこすり洗いすると洗濯の際に汚れが落ちやすくなります。なかでも、洗濯用石けんを使った方が効率的に汚れが落とせるためおすすめです。

使い方は各商品によって異なるので、パッケージの情報をしっかり読んでから使用しましょう

洗浄後は水で十分にすすぎ、石けんの成分が繊維に残らないように注意しましょう。

泥汚れの服を洗濯する場合の注意点

泥汚れ 落とし方

泥汚れの服を洗濯する場合、いくつか注意する必要があります。

ここでは、泥汚れの服を洗濯する場合の注意点を紹介します。

洗濯前に水洗いはしない

泥汚れのついた服を洗濯するにあたって、洗濯前に水洗いすることは避けましょう。

その理由は、洗濯前に水洗いをすると泥の粒がさらに細かくなって繊維の奥まで入り込んでしまうためです。繊維の奥深い場所まで入ってしまった泥の粒をかき出すことは難しく、かえって泥汚れを悪化させる可能性もあります。

他の汚れであればすぐに水洗いした方がいいケースもありますが、泥汚れは汚れの特性から逆効果になるため注意しましょう。

つけ置き洗いは色落ちや色移りに気をつける

泥汚れの前処理としてつけ置き洗いする場合は、色落ちや色移りに注意しましょう。

長時間つけ置きすると色落ちや色移りが発生し、ユニフォームの背番号や体操服の名前がにじむなど、見た目が悪くなることがあります。

小さな洗面器に折りたたんでつけ置きすると、重なり合うところが多く、色移りしやすくなるため注意しましょう。つけ置きする場合は、他の衣類と一緒につけ置きせず、できるだけ大きめの容器を使用することがポイントです。

素材を確認しておく

泥汚れを洗濯する前処理では、ブラシを使ってこする場合もあるため、素材を確認しておくことも大切です。

汚れを落とそうと生地に強い刺激を与えてしまうと、衣類を傷めてしまう可能性もあります。特にウールやシルクなどの生地は摩擦や強い刺激に弱いため、品質表示や洗濯表示などをチェックし、適切な方法で洗うことが重要です。

しつこい泥汚れの落とし方

泥汚れ 落とし方

洗濯だけで泥汚れが落とせなかった場合、どのように対処したらよいのでしょうか。

ここでは、しつこい泥汚れの対処法を紹介します。

酸素系漂白剤で落とす

泥汚れが繊維の奥にしみ込み、汚れが落ちない場合は粉末タイプの酸素系漂白剤がおすすめです。

酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かすと過酸化水素が発生し、酸化作用によって泥汚れを繊維から浮かせて取り除きます。

なお、漂白剤といっても塩素系漂白剤と酸素系漂白剤があり、酸性の物を混ぜたら危険なのは塩素系漂白剤です。塩素系漂白剤は繊維へのダメージも強いため、泥汚れを落とす漂白剤としては向いていません。

一方、酸素系漂白剤は塩素系漂白剤に比べると効果がマイルドであり、素材へのダメージを抑えることや色柄物に使用できるメリットもあります。

泥汚れに効果がある洗濯スプレーで落とす

しつこい泥汚れには、泥汚れに対して効果がある洗濯スプレーもおすすめです。

洗濯スプレーは、衣類の汚れに直接スプレーし、そのまま洗濯することで汚れを落とす便利な商品です。

製品によっては除菌や消臭効果もあり、衛生面や快適さを向上させます。特に泥汚れが狭い範囲に付着している場合に効果的で、子どもの制服やスポーツウェアなど幅広い衣類に使用できます。

しつこい泥汚れを効果的に落とすなら『ライオンケミカル』がおすすめ!

服の泥汚れがなかなか落ちない場合や少ない手間で落とすなら『ライオンケミカル』が提供する商品をご検討ください。

泥汚れに効果的な洗濯スプレーや酸素系漂白剤を取り扱っており、しつこい汚れに悩まされている方にもおすすめです。

 

Pix Pro OXIFINISH オキシフィニッシュ エリ・そで用洗濯スプレー

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すぐにワイシャツの黄ばみ対策を行いたい場合は、サッと使える『Pix Pro OXIFINISH オキシフィニッシュ エリ・そで用洗濯スプレー』がおすすめです。

ワイシャツの黄ばみをはじめ、油、食べこぼし、飲みこぼし、血液、泥汚れなどにも効果があります。

漂白剤や蛍光漂白剤が無配合であるため、色柄物のワイシャツの黄ばみ対策にも効果的です。

使用方法も簡単で、黄ばみに直接スプレーして泡が消えるまで放置したら、洗剤を使って通常通り洗濯します。

こすったりする必要もないため、時間に余裕がない場合や、手間をかけたくない場合にもおすすめです。

Pix OXIFINISH オキシフィニッシュ 酸素系漂白剤 1650g

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国内生産で製造された安全性の高い弱アルカリ性の酸素系漂白剤で、ツーンとした刺激臭もありません。

使い方もさまざまで、衣類用洗剤に追加して洗濯機で洗って黄ばみを落とすことや、つけ置き洗いでガンコな汚れを落とすこともできます。

さらに消臭効果や除菌効果によってワイシャツを清潔な状態に保てるため、汗をかきやすい夏場にも最適です。

粉末タイプは容量も多く、家の中のシミや汚れ、ニオイ対策などワイシャツの黄ばみ対策以外にも使えるため、さまざまなシーンで重宝します。

まとめ

一般的に泥汚れは不溶性汚れに分類され、繊維の奥に泥のこまかな粒子が入り込むことで発生する汚れであるため、他の汚れと比較して落ちにくい性質があります。

泥汚れの服を洗濯する場合はそのまま水洗いするのではなく、泥をはたいたり、固形石けんを使ったりといった前処理も必要です。洗濯だけで泥汚れを落とせない場合は、酸素系漂白剤や洗濯スプレーの使用をおすすめします。

ライオンケミカル』では、しつこい泥汚れに対して効果がある酸素系漂白剤や洗濯スプレーなどのアイテムを取り揃えています。

泥汚れがなかなか落ちずお困りの方や、洗濯の手間を減らしたい方は、酸素系漂白剤や洗濯スプレーの活用をぜひご検討ください。

※各画像はイメージです。

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