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害虫駆除は自分でできる!発生しやすい害虫の種類や自分でするときの注意点を紹介

毎年暖かい季節になると、あちらこちらから湧いてくる害虫。

害虫が家の中にいても気にしない人は一定数いますが、虫嫌いな人にとっては害虫が一頭いるだけでも死活問題です。

種類によっては住宅の劣化を招く可能性があるため、日頃から対策しておくこと、見つけたらすぐに駆除することが重要です。

害虫は専門業者に依頼して駆除してもらうという方も少なくありませんが、自分で行う方法もあります。

この記事では、自宅で発生しやすい害虫の種類をはじめ、自分で害虫を駆除する方法や注意点などについて詳しく解説します。

家の中で発生しやすい害虫の種類

害虫駆除 自分で

家の中で発生する害虫はゴキブリやクモが代表的ですが、他にもさまざまな害虫が侵入する可能性があります。

ここでは、家の中で発生しやすい害虫の種類を紹介します。

ゴキブリ

ゴキブリは夜行性の昆虫であり、高温多湿な場所を好むといわれています。

家の中では、程よい熱を放つ電化製品の中や隙間に潜んでいるケースが多く、人が落とした食べカスや仲間のフンなどなんでも食べることが特長です。

ゴキブリは病原菌を運ぶことで知られており、人によってはゴキブリのフンや死骸でアレルギー反応を起こすケースもあります。

クモ

クモは家の中で発生する害虫のなかでも代表的であり、日本には1,000種類以上生息しているといわれています。

エサとなる虫の多い場所を好む習性があり、家の中では扉の周辺やカーテンの裏、部屋の隅などに潜んでいるケースが多いです。

身体から糸を出す虫として広く知られていますが、実は肉食であり、毒も持っています。しかし、実際に人に危害を加える種類はほんの一部です。

ムカデ

ムカデはゴキブリやクモ、小動物などを捕食する害虫であり、日本には100種類以上生息しているといわれています。

高い攻撃性と強い毒性を持っていることが特長であり、人間にも噛みつきます。一度噛まれると激しい痛みを伴うため、危険度が高い害虫といえます。

暗くて湿気の多い場所を好む習性を持っており、床下や落ち葉の下など、基本的に屋外に生息しています。しかし、時折隙間から家の中に侵入することもあるため、注意が必要です。

ヤスデ

ヤスデはムカデに似た形状をしている害虫であり、日本には250種類以上生息しているといわれています。

ムカデとは異なり、人に噛みつくことは稀ですが、強い刺激臭を伴う体液を発することがあり、万が一口や目に入った場合は危険な場合もあります。

湿気が多い場所を好み、基本的に床下や石垣などに生息していますが、家の中に侵入するケースもあります。

ハエ

ハエは家の中でよく見られる害虫であり、「イエバエ」「ニクバエ」「クロバエ」「キンバエ」などが人間の生活環境に近いところに現れます。

ハエの仲間は、速い成長スピードと高い繁殖力が特長です。羽化後4日〜5日程度で産卵が可能になるため、駆除しなければ大量発生します。

ハエは汚れた場所を歩き回る習性があり、その足で家の中を徘徊したり、あちこちに糞をしたりするため、何らかの病原菌を運ぶ可能性があります。

蚊は人や動物の血を吸うことで広く知られており、暑い季節に発生する害虫です。

普段は花の蜜をエサとしていますが、産卵時期になるとメスが人や動物の血を吸いはじめるといわれています(種類によります)。

蚊に刺されるとほとんどの場合かゆみが生じるだけですが、蚊は感染症を運ぶリスクがあるため油断はできません。

ハチ

ハチは種類によって人を刺す害虫であり、木の隙間や屋根裏などに巣を作って生息します。

ミツバチであれば、こちらから危害を加えなければ攻撃してくることはほとんどないため、比較的安全です。

しかし、スズメバチやアシナガバチの仲間は巣に近づくだけでも攻撃される可能性があるため、非常に危険です。家の中に侵入することは少ないですが、可能性はゼロではないため注意しなければなりません。

アリ

アリはハチの仲間の昆虫で、女王アリを中心に数千から数万匹がまとまって生活をしているものもいます。

光に集まる習性があり、身体が小さいため、家のあらゆる隙間から侵入します。万が一巣を作られた場合は大量発生するため、早めの対処が必要です。

日本に生息するアリの多くは刺さないですが、稀に嚙みついたり刺すものもいます。

シロアリ

シロアリは木材を好んで食べる害虫であり、直線的な触覚と寸胴な形をしていることが特長です。

名前に「アリ」とついていますが、実はゴキブリの仲間です。暗い場所を好む習性があり、基本的に床下などに生息しています。

シロアリは大量発生しやすいうえに、家の構造材を食べるため、放置すると家の耐久性を大きく損なう恐れがあります。

カメムシ

カメムシは、強烈な臭いを放つ害虫として知られており、ほぼ1年中見られます。

外に干した洗濯物にくっついて家の中に侵入したりするケースが多いです。

こちらから刺激しなければ悪臭を放つことはありませんが、気づかずに刺激して臭いが衣類などに付着した場合は、しばらく取れなくなってしまいます。

自分で害虫駆除する方法

害虫駆除 自分で

ここでは、自分で害虫駆除する方法を2つのステップに分けて紹介します。

【ステップ1】害虫の侵入経路を特定して塞ぐ

害虫駆除の第一歩は、害虫の侵入経路を特定して塞ぐことです。

害虫はあらゆる場所から家の中に侵入する可能性があり、わずかな隙間があるだけで簡単に侵入されてしまいます。

害虫が侵入しやすい主な場所は以下の通りです。

  • 玄関
  • 窓・網戸
  • 換気口
  • 排水口

玄関は扉を開けた時に侵入されるのはもちろんですが、郵便受けが付いている場合は、その隙間から侵入される恐れがあります。

郵便受けからの侵入を防止したいのであれば、蓋の隙間をテープで塞ぐと良いでしょう。

窓や網戸も害虫に侵入されやすい場所の一つです。窓のサッシの隙間や網戸に空いた小さな穴からでも害虫は侵入できるため、「隙間テープ」を活用して余分な隙間を塞ぎましょう。

害虫は基本的に外とつながっている場所から侵入することが多く、換気口や水が常に溜まっている排水口は要注意です。

換気口と排水口からの侵入を防止するのであれば、虫よけに特化したフィルターやキャップがおすすめです。

商品によっては虫が嫌う薬剤が練り込まれているものもあるため、活用することで虫が近よりにくくなります。

【ステップ2】害虫を駆除する

害虫の侵入経路を特定して塞いだ後は、殺虫剤を使用して害虫の駆除に取りかかります。

目の前にいる害虫であればスプレータイプの殺虫剤、家の隙間や見えない場所にいる害虫であれば置き型や燻煙タイプの殺虫剤がおすすめです。

現在は多種多様な殺虫剤が販売されているため、駆除したい害虫や家庭の状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

殺虫剤のなかには一定期間害虫を寄せ付けないものもあるため、駆除後の防虫対策としても有用です。

害虫駆除を自分で行うときの注意点

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ここでは、害虫駆除を自分でするときの注意点を紹介します。

殺虫剤の使い方に注意する

害虫駆除を自分で行うときは、殺虫剤の使い方に注意することが大切です。

たとえ家庭用の殺虫剤であっても、危険な薬剤が含まれていることに変わりはなく、使い方を誤ればトラブルにつながる可能性があります。

薬剤の中には人体にとって良くない成分が含まれているケースもあるため、小さな子供やペットがいる場合は細心の注意を払って殺虫剤を使用してください。

危険な害虫は専門業者に任せる

人間に危害を加える可能性がある危険な害虫は、自分で駆除しようとせずに、専門業者に任せるようにしましょう。

特にハチの場合は刺されると強い痛みを伴うだけではなく、状況次第では死に至るケースもあるため、無理に刺激しないことが大切です。

危険な害虫の駆除は専門知識が必要になることもあるため、害虫やその巣を見つけた際は、すぐに専門業者に連絡するようにしましょう。

害虫の侵入を予防する方法

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ここでは、害虫の侵入を予防する方法を紹介します。

家の中を清潔に保つ

家の中に侵入する害虫の多くは、生ゴミやホコリ、お酒の残りなどの臭いを察知して近づいてきます。

害虫の侵入を予防するのであれば、家の中を常に清潔な状態に保つことが重要です。

ゴミが出たらすぐに捨てる、生ゴミは袋を2重にする、こまめに掃除機をかけるなど、日頃から清潔に保つように心がけていれば、害虫の侵入リスクを軽減できます。

ダンボール箱はすぐに片づける

通販が盛んな現代では、ダンボール箱を溜め込んだり後からまとめて捨てたりする人も多いのではないでしょうか。しかし、ダンボールは害虫が侵入する要因となるため、注意が必要です。

無数の隙間があるダンボール箱は、人目につかないうえに暖かいため、害虫の住処や卵を産みつける場所として利用される可能性があります。

害虫の侵入と繁殖を予防するためにも、ダンボール箱ははやめに処分することをおすすめします。

害虫対策グッズを活用する

害虫を駆除した後は、害虫対策グッズを活用することで、さらなる侵入を予防できます。

現在害虫対策グッズとして、窓・網戸に吹き付けておくものや家の周辺に撒ける粉タイプのものなど、さまざまな商品が販売されています。

特に粉タイプのものであれば、家の外周を隙間なくカバーできるため、一定期間の防虫効果が期待できます。

害虫対策をするなら『ライオンケミカル』がおすすめ!

ここでは、『ライオンケミカル』の害虫対策に最適な商品を紹介します。

ピレキラ 虫よけパウダー

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ライオンケミカル』では、害虫対策に効果的な『ピレキラ 虫よけパウダー』を販売しています。

ピレキラはピレスロイド系の殺虫剤であり、以下の害虫に対して効果が期待できます。

  • アリ
  • ワラジムシ
  • ムカデ
  • ダンゴムシ
  • ゲジゲジ
  • ヤスデ
  • ケムシ
  • シロアリ
  • シバンムシ
  • カメムシ

速効性があるため、家のまわりにまくだけで簡単に害虫対策ができます。550gと1.5kg、2つのサイズをご用意していますので、ニーズに合わせて選択可能です。

Wトラップ カメムシにも!イヤな虫よけ あみ戸・ガラス用

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Wトラップ カメムシにも!イヤな虫よけ あみ戸・ガラス用』は、家で発生しやすい幅広い害虫の虫よけと駆除に役立つアイテムです。

気になる場所にスプレーするだけで約2.5ヶ月虫よけ効果が持続し、薬剤処理面に触れた虫の駆除および忌避としても役立ちます。

あみ戸はもちろん、窓ガラスやすだれ、よしずなどにも使用できるため、幅広いエリアの害虫対策として有用です。

ライオンケミカルでは、他にもゴキブリやコバエ、蚊やダニなどに効果的な虫よけを取り揃えています。以下から商品ラインナップがご確認いただけますので、ぜひご覧ください。

家庭用殺虫・忌避剤

まとめ

家の中にはあらゆる害虫があらゆる場所から侵入する可能性があります。

害虫の多くは人に危害を加えることはありませんが、中には攻撃的な害虫や家の耐久性に影響を及ぼす害虫もいるため、発見したらすぐに駆除することが重要です。

現在は害虫駆除に特化した殺虫剤が多く販売されているため、駆除したい害虫や家庭状況に応じて選ぶと良いでしょう。

ライオンケミカル』では、害虫駆除と防虫に適した殺虫剤を多数販売しています。

家の中で使用できるものはもちろん、家の周辺や屋外でも使用できる多種多様な商品を取り揃えていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

※各画像はイメージです。

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