Trivia For Life暮らしに役立つ生活トリビア

浴室のカビの発生理由は?洗浄剤で除去・予防する方法を解説!

浴室はカビが発生しやすく、入浴後に何もしない状態が続くとすぐに広がってしまいます。

「知らない間に黒いシミやピンク色のぬめりが発生していた」という体験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

浴室は温度と湿度が高いことや栄養源となる汚れが残りやすいことから、カビが発生しやすいです。

カビは、入浴後の換気や定期的な掃除を行うことで発生を予防できます。

この記事では、洗浄剤を使用したカビの除去や予防方法、具体的な発生理由とおすすめの商品などについて詳しく解説します。

浴室のカビが繁殖しやすい環境とは

洗浄剤 浴室のカビの発生理由

浴室のカビは、さまざまな環境が重なって繁殖しやすくなります。

▼一般的なカビが繁殖しやすい環境の条件

  • 温度が20~30度前後
  • 湿度が約70%以上
  • カビの栄養の元がある

上記のような環境が揃っている場合、カビの繁殖が促進されやすくなります。

通常は、雨が続いて湿度が高まる梅雨の時期にカビが発生するケースが多いです。

しかし、浴室においては温度や湿度、栄養源など、カビにとって好条件となるものが揃いやすいため、季節に関係なく発生します。

浴室のカビの発生理由

洗浄剤 浴室のカビの発生理由

ここでは、浴室のカビの発生理由について詳しく解説します。

浴室内の温度と湿度が高い

浴室では、浴槽やシャワーでお湯を使用するため温度と湿度が高くなりやすいです。

カビが繁殖しやすい温度は20〜30度前後、湿度は約70%以上と言われています。

浴室内は密閉された空間である場合が多く、換気が不十分になってしまうため、高い湿度が維持されやすいです。

定期的に換気を行うことで湿度を低下させられるため、日頃から窓を開けたり換気扇を回したりするような取り組みが重要になります。

入浴後の水分が残っている

入浴後は、シャワーヘッドやホース内に水が残っていたり、湯気が結露して浴室内の壁や床などに水滴が残ったりするケースが多いです。

入浴後の浴室に水分が残っているとカビが発生しやすくなるため、水分が残りやすい箇所の拭き取りや除湿機能の活用で水分を残さないように心掛けることが大切です。

カビの栄養の元が残っている

入浴後の浴室には、身体を洗ったあとの皮脂や垢が残っているケースが多く見られます。

カビはシャンプーやボディソープの残り、人の皮脂や垢を栄養源として繁殖するといわれています。

浴室の床に残った汚れはシャワーで洗い流すことができますが、溝や角の部分は見落としやすいです。

定期的に掃除を行い、カビの栄養源となる皮脂や垢などの汚れを残さないようにすることで、カビの繁殖を予防できます。

浴室に発生するカビの種類

洗浄剤 浴室のカビの発生理由

カビには、黒カビ・赤カビ・青カビなど、さまざまな種類があります。

ここでは、浴室に発生するカビの種類について詳しく解説します。

黒カビ

黒カビは、黒い点のような見た目をしており、浴室以外でもよく見られるカビです。

黒カビの中にもさまざまな種類が存在しますが、浴室に発生する黒カビは、主にクラドスポリウムという種類だといわれています。

クラドスポリウムは人々の暮らしの中で身近なカビの一つとされており、空気中にあるカビ胞子の中でも存在割合が比較的高いです。

どこにでもいるカビ胞子のため、繁殖の条件が揃ってしまえば、ゴムパッキンや床の目地、浴室の隅などの場所ですぐに繁殖してしまいます。

黒カビは、健康被害を引き起こす可能性もあるため、予防を適切に行い、発生した場合は早急に対処することが大切です。

赤カビ

赤カビと呼ばれているピンク色のぬめりは厳密にはカビではなく、ロドトルラという酵母菌の一種です。

赤カビは浴室や台所のシンクなどの水回りに発生しやすく、繁殖力も高いため、一度発生してしまうとすぐに広がります。

普段から掃除をしていても、シャンプーボトルや石鹸入れの下などの気づきにくい箇所で赤カビが大量発生してしまうというケースも少なくありません。

赤カビ自体は落としやすいため、日々の掃除の徹底はもちろん、菌が隠れやすい場所についても細やかな掃除をすることで発生を予防できます。

青カビ

青カビは、青に近い色の見た目をしており、食品に発生するケースが多いカビです。

家具や押入れ、畳などにも発生することがあり、日常的によく見られます。

浴室内にも青色の汚れが発生する場合がありますが、これは銅石鹸と呼ばれています

銅石鹸とは、給湯器の銅管から流れ出た銅イオンが、皮脂や石鹸カスなどと反応して発生する青い汚れのことです。

銅石鹸は、比較的新しい銅管を使用している場合に発生しやすい傾向にあり、長年使用していると銅管の内側に酸化銅の被膜が作られていくため、徐々に減少していきます。

浴室のカビの発生を未然に防ぐには

洗浄剤 浴室のカビの発生理由

浴室はカビが発生しやすい場所であるため、日常的にカビの発生を予防する対策を講じることが重要です。

ここでは、浴室のカビの発生を未然に防ぐ方法について詳しく解説します。

換気の徹底

浴室内は湿気がこもりやすいため、換気を徹底的に行う必要があります。

換気によって空気の循環が行われることで、湿気を効果的に排出でき、高くなった温度を下げられます

湿気の排出や温度の低下で湯気による結露を減少させられるため、浴室内のカビの発生の防止につなげることが可能です。

▼具体的な換気方法

  • 換気扇の利用
  • 窓を開ける
  • 除湿機の活用

入浴後は換気扇の運転を行い、可能であれば常に運転しておく状態が望ましいです。

また、入浴後に窓を開けておくことで湿気を外に排出できるため、対角のドアや窓を開けておけば効果的に換気ができます。

近年では、浴室に除湿機能が備わっている場合もあるため、積極的に使用することで湿気を効果的に排出できるでしょう。

これらの方法を用いて換気を徹底的に行い、浴室内の水分を残さないことが重要です。

定期的な浴室の掃除

入浴して身体を洗ったあとは、石鹸カスや皮脂などの汚れが浴室の壁や床に残っている可能性があるため、定期的な浴室の掃除が必要です。

石鹸カスや皮脂は、浴室の隅や小さな溝に残りやすかったり、シャワーだけでは流しきれない場合が多いです。

定期的な浴室の掃除を行うことでカビの栄養源となる汚れの除去ができるため、カビの繁殖の防止につながります。

簡単な掃除は毎日行い、しっかりとした掃除は一週間に一度行うなど、掃除の頻度と内容を上手に組み合わせて行うことで効率的にカビ予防ができます。

掃除の頻度

掃除方法

補足

毎日

シャワーで洗い流す

泡や石鹸カス、皮脂などの汚れをその日のうちに洗い流し、汚れの蓄積を減らす。

水分の拭き取り

入浴後に壁や床の水分を乾いたタオルで拭き取る。タイルの目地や浴室の隅などは念入りに行う。

一週間に一度

浴室用洗浄剤の活用

浴室用洗浄剤を使用して壁や床、浴槽、シャワーヘッド、蛇口などの細かな場所を掃除する。

排水溝の掃除

排水溝カバーを取り外し、溜まっているゴミや髪の毛を取り除く。必要に応じて洗浄剤を使用して汚れを除去する。

定期的な掃除を行うことで浴室内を清潔な状態で保てるため、継続的なカビの予防が望めます。

浴室用洗浄剤を使用する際のポイント

洗浄剤 浴室のカビの発生理由

浴室用洗浄剤を使用することで、効果的なカビの除去や予防が可能です。

浴室用洗浄剤にはスプレータイプやジェルタイプなどのさまざまな種類があり、目的によって使い分けられます。

ここでは、浴室用洗浄剤を使用する際のポイントについて詳しく解説します。

カビの種類や状態に合わせた洗浄剤の使用

洗浄剤は主に塩素系と酸素系のものがあり、カビの種類や状態に応じて選択することが望ましいです。

黒カビであれば、塩素系と酸素系の洗浄剤がおすすめです。

塩素系の洗浄剤は高い除菌効果を持っているため、時間が経過して根付いたガンコなカビに有効です。

また、酸素系の洗浄剤は比較的安全性が高いため、小さなお子さまやペットがいる方も安心して使用できます。

自宅の環境などを踏まえて、適切な洗浄剤を選びましょう。

安全対策の徹底

洗浄剤には化学成分が含まれているため、使用する際は安全対策を行っておく必要があります。

特に塩素系の洗浄剤は、酸素系に比べて強い臭いがあるため、使用する際は窓を開けたり換気扇を回したりしておきましょう。

ゴム手袋や保護メガネ、マスクなどを着用しておけば皮膚や目の保護ができ、洗浄剤から出る気体の吸引を軽減できます。

成分の異なるものを混ぜると、非常に危険な有毒ガスが発生するリスクがあるため、絶対に混ぜないように注意しましょう

使用後の入念な処理

洗浄剤の使用後は、洗浄剤が残らないように入念に洗い流すようにしましょう。

残留した洗浄剤は浴室の素材を傷めたり、不快な臭いを発生させる可能性があります。

冷水シャワーで浴室の隅々まで流しておけば、洗浄剤の揮発を防ぎながら処理が可能です。

カビの除去や予防には『ライオンケミカル』の浴室洗浄剤がおすすめ

ライオンケミカル』では、カビの除去と予防に効果的な洗浄剤を販売しています。

ここでは、ライオンケミカルのおすすめ浴室洗浄剤を紹介します。

Pixカビとりスプレー

洗浄剤 浴室のカビの発生理由

Pixカビとりスプレー』は、泡が密着してカビの奥まで浸透し、効果的なカビの除去と除菌効果を備えたカビとりスプレーです。

浴室内の壁やタイル、ゴムパッキン、シャワーカーテンなどのさまざまな場所に使用できます。

カビ汚れに直接吹きかけて使用し、天井や壁の高い箇所はスポンジやぞうきんに含ませてから汚れに塗りつけることで、カビを除去することが可能です。

Pixカビとりクリーナー

洗浄剤 浴室のカビの発生理由

Pixカビとりクリーナー』は、ジェルの密着力でカビ汚れの奥まで浸透し、効果的なカビの除去ができるクリーナーです。

汚れを見落としがちな浴室の目地や窓枠、ゴムパッキンにも使用できます。

カビ汚れに直接ジェルを塗りつけて15~30分放置すると、より効果的にカビを除去することが可能です。

ライオンケミカルでは、浴室以外にも洗濯槽やトイレなどのカビや汚れを落とせる洗浄剤を取り扱っています。

日々のお掃除に役立つ商品を取り揃えていますので、ぜひご覧ください。

洗浄剤

まとめ

浴室は温度と湿度が高くなりやすく、カビの栄養源が豊富にある環境のため、カビが繁殖しやすい場所です。

浴室に発生するカビは主に黒カビという種類で、塩素系の洗浄剤で早急に除去する必要があります。

カビの発生を予防するには、換気の徹底や定期的な浴室の掃除を行い、水分を残さないかつ清潔な状態を保つことが有効です。

ライオンケミカル』では、浴室のカビを効果的に除去できる洗浄剤を数多く取り扱っています。

ガンコなカビ汚れの奥まで浸透し、強力な洗浄力でカビの除去及び予防ができます。

浴室用以外にもトイレや洗濯槽、パイプ、排水口などで活用できる、生活に必要な各種洗浄剤を取り揃えていますので、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

※各画像はイメージです。

  • facebookで記事をシェアする
  • twitterで記事をシェアする

記事をシェアしてみてな〜‼︎

過去の記事
一覧へ戻る
新しい記事

アーカイブarchive

Official account
公式アカウント紹介