毎日使う冷蔵庫と冷凍庫は、食材のニオイがこもりやすい場所です。
庫内のニオイ対策には、脱臭剤が有効です。しかし、冷蔵庫用と冷凍庫用があるため、選び方を誤ると期待する効果を得られないこともあります。
この記事では、冷蔵庫と冷凍庫の脱臭剤の違いや選び方、効果的な使い方について分かりやすく紹介します。
01 冷蔵庫と冷凍庫ではニオイの原因が異なる

冷蔵庫と冷凍庫では、庫内で発生するニオイの原因に違いがあります。
それぞれの場所でどのような理由からニオイが発生するのか、まずは抑えておきましょう。
冷蔵庫のニオイの原因
冷蔵庫(冷蔵室・野菜室)は、さまざまな食材を生のまま、あるいは調理した状態で一時的に保管する場所です。
そのため、庫内には食品そのものが持つ独特なニオイや、調味料のニオイが広がりやすくなります。
また、料理の残り物を保存容器やラップで包んでいても、わずかに漏れ出たニオイが密閉された庫内にこもることがあります。
さらに、こぼれた調味料や食品の汁などが棚に付着したまま放置されることも、不快なニオイを発生させる原因になります。
冷凍庫のニオイの原因
冷凍庫内は氷点下のため、食品そのものが強くニオイを発することは少ないです。
しかし、保存期間が長くなると食品の水分が抜けて酸化し、冷凍焼けや脂質の酸化によるニオイが発生しやすくなります。
また、密閉が不十分な食品から漏れたニオイが、作られた氷や周囲の食品に付着する「移り香」も原因の一つです。
このように、密閉空間のなかで複数のニオイが混ざり合うことで、扉を開けたときに不快なニオイとして感じられるようになります。
冷蔵庫・冷凍庫ともにニオイ対策には脱臭剤が必要
庫内のニオイ対策には、冷蔵庫と冷凍庫のどちらにも脱臭剤を置くことがおすすめです。
その理由は、冷蔵庫や冷凍庫は密閉された空間であり、一度発生したニオイは自然には消えずにこもり続けてしまうからです。
また、ニオイの原因が庫内の壁などに染み付いてしまうと、掃除をしても取り除くのが難しくなります。
そのため、それぞれニオイの性質は異なりますが、どちらの空間にも適した脱臭剤を設置し、日頃から吸着対策を行っておくのがおすすめです。
02 冷蔵庫と冷凍庫の脱臭剤の違い

冷蔵庫用と冷凍庫用の脱臭剤の大きな違いは、対応する温度帯と配合されている消臭成分です。
それぞれの環境で効果を発揮するよう、異なる仕様で作られています。
使用される環境の温度
大きな違いの一つは、それぞれの脱臭剤が想定している使用環境の温度です。
一般的に冷蔵室は約2〜6℃、野菜室は約3~6℃程度に保たれていますが、冷凍室は約-18℃以下という非常に低い温度設定になっています。
一般的な脱臭剤のなかには、凍結するほどの低温下では成分の働きが鈍くなってしまうものもあります。
そのため、冷凍庫用の脱臭剤には、氷点下の環境でも凍りつかずに機能するような工夫が施されています。
消臭成分
冷蔵庫用と冷凍庫用の脱臭剤では、それぞれの製品で消臭成分の組み合わせや仕様が工夫されています。
冷蔵庫用の製品には、食品や調味料の多様なニオイを吸着・分解するために、備長炭や天然ヤシガラ活性炭、鉱物系脱臭剤、植物性消臭剤などが組み合わせて使用されます。
ゼリータイプや格子型容器などの工夫もあり、庫内を快適に保つ特長があります。
冷凍庫用の製品には、氷点下の環境を考慮し、ヤシガラ活性炭や備長炭に加えて植物系消臭剤を配合したジェルタイプなどが採用されています。
それぞれの環境に適した消臭・脱臭成分によって、庫内のニオイ対策を強化することが可能です。
03 冷蔵庫・冷凍庫用脱臭剤の効果的な使い方

脱臭剤のメリットを活かすためには、製品選びや使い方のポイントを押さえておくことが大切です。
以下のポイントを参考に、効果的なニオイ対策を行いましょう。
冷蔵庫・冷凍庫のサイズに合わせて選ぶ
脱臭剤は、設置するスペースの容積に合わせて選ぶことが基本です。
脱臭製品には、それぞれ対応できる庫内の容量が設定されています。そのため、ご家庭の冷蔵庫や冷凍庫のサイズを確認し、その大きさに適した製品を選びましょう。
スペースに見合った容量の製品を使用することをおすすめします。
設置場所
脱臭剤は、ニオイが溜まりやすい庫内の下部や冷気の循環経路に設置するのが効果的です。
なぜなら、多くのニオイ成分は空気の流れや温度の影響を受け、庫内下部に滞留しやすい傾向があるからです。
ただし、冷気の吹き出し口をふさいでしまうと、庫内全体の冷気の循環が妨げられてしまうため注意が必要です。
適度に風通しのよいスペースを選んで設置することをおすすめします。
脱臭剤の置き場所については、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください
⇒冷蔵庫の脱臭剤の正しい置き場所は?効果を高めるポイントを紹介
交換のタイミング
脱臭剤は、製品に記載されている使用期間を守り、定期的に新しいものへ交換することが大切です。
脱臭剤がニオイを吸着できる容量には限りがあるため、期間が過ぎたものをそのまま置いておいても、それ以上の効果は期待できません。
ジェルやゼリーの減り具合で取り換え時期がひと目でわかる製品を選んだり、使用開始日を容器にメモしておいたりして、適切なタイミングで交換を行いましょう。
04 脱臭剤の効き目を長持ちさせるためのポイント

脱臭剤の効果を持続させるためには、ちょっとした工夫をするのがよいでしょう。
ここでは、日頃から意識しておきたい3つのポイントを解説します。
冷蔵庫・冷凍庫の掃除を定期的に行う
脱臭剤の効果をより活かすためには、冷蔵庫・冷凍庫の庫内そのものの定期的な拭き掃除をあわせて行うことがポイントです。
脱臭剤を設置していても、庫内の棚や壁に食品の汁や調味料がこぼれたまま放置されていると、それが新たなニオイの発生源となってしまいます。
定期的に中の食品を少し整理し、汚れをサッと拭き掃除しておくことで、嫌なニオイの予防につながり、脱臭剤の効き目もより高まります。
調理済みの食品は密閉して保存する
庫内に広がるニオイを抑えるために、調理済みの食品はフタ付きの容器やラップなどで密閉して保存しましょう。
密閉が不十分な状態の食品があると、そこから漏れ出た強いニオイが庫内全体に充満し、脱臭剤の吸着容量を早く消耗させる原因になります。
また、冷凍庫内での移り香や冷凍焼けを防ぐためにも、ジッパー付きの保存袋などを使って空気を抜いて密閉することが大切です。
食品側でもニオイ漏れを防ぐことで、脱臭剤が本来の性能を発揮しやすくなります。
食材を詰め込みすぎない
脱臭剤を長持ちさせるためには、庫内に食品を詰め込みすぎず、適度なスペースを空けておくことが大切です。
冷蔵庫や冷凍庫の中に隙間なく食材が詰まっていると、庫内の冷気の循環が悪くなります。その結果、脱臭剤の周辺にニオイが効率よく行き渡らなくなったり、逆に負荷がかかって消耗を早めたりする原因になります。
庫内の収納量は全体の7割程度を目安に抑え、冷気とともにニオイ成分がスムーズに流れる環境を作ることで、脱臭剤の効果を最大限に引き出せます。
05 冷蔵庫・冷凍庫のニオイ対策なら『ライケミ』にお任せ!
日々の庫内ケアにプラスして、ライオンケミカルの脱臭剤を取り入れることで、気になるニオイ対策を強化できます。
それぞれの空間やニオイの性質に合わせて選べる2つの頼もしいラインアップをご紹介します。
炭活 70g 脱臭剤 ヤシガラ活性炭+備長炭配合 冷凍室用

『炭活 70g 脱臭剤 ヤシガラ活性炭+備長炭配合 冷凍室用』は、氷点下の環境でも機能が低下しにくい工夫が施された冷凍室専用脱臭剤です。
ヤシガラ活性炭と備長炭に植物系消臭剤を組み合わせたジェルタイプを採用しており、冷凍庫特有の酸化臭や他の食品への移り香を取り除きます。
中身のゼリーが小さくなったら交換の合図なので、取り換えのタイミングがひと目で分かる使いやすさも特長です。
効果は約5〜6ヶ月にわたり持続し、製品のアルミシールをはがしてフタを閉め直すだけで簡単に設置できます。
炭活 140g 脱臭剤 備長炭配合 冷蔵室・野菜室用

『炭活 140g 脱臭剤 備長炭配合 冷蔵室・野菜室用』は、備長炭配合のゼリータイプ脱臭剤で、冷蔵庫や野菜室に最適です。
活性炭・備長炭・鉱物系脱臭剤の3種の吸着剤と、植物性消臭剤によるW効果で、庫内の嫌なニオイを吸着・分解します。
雑菌の増殖を抑える作用を備えており、薄型容器であるため、置き場所にも困りません。約5〜6か月間と長期間使用できます。
さらに大容量タイプの240gもラインアップ。600Lまでの大型冷蔵庫にも対応します。
06 まとめ
冷蔵庫と冷凍庫では、庫内の温度帯や発生するニオイの原因がそれぞれ異なります。
期待する効果を得るには、それぞれの環境に合わせて作られた専用の脱臭剤を選びましょう。
また、日頃から庫内の拭き掃除を行ったり、食品を密閉保存したりしてニオイの発生源を減らす工夫をすると、製品の吸着パワーをより長持ちさせられます。
ライオンケミカルでは、冷凍室用から冷蔵室・野菜室用まで、スペースや目的に応じて選べる高性能な脱臭剤をラインアップしています。
ぜひ日頃の庫内ケアにライケミの製品をプラスして、ニオイの気にならない快適で清潔なライフスタイルを維持しましょう。
※各画像はイメージです。